カテゴリー : 札幌市

篠路新川と雁来新川の合流点

篠路新川と雁来新川の合流点

2014年2月1日 冬のモエレ沼散策ツアー最後のエントリーです。

今回はモエレ山を望みながら、の合流点です。今回の3エントリーともですが、モエレ沼を中心とした篠路新川の合流は連絡水路を要するため非常に複雑になっています。自然のままではおきない合従がおきるているのです。

この篠路新川と雁来新川の関係も例に漏れずですね。

そもそも篠路新川の起点は、モエレ沼南端で雁来新川から水を分けて始まります。(モエレ沼起点のエントリー) そして流れとはいえないような流れを形成し、ここモエレ沼北端で再度雁来新川と出会うのですが、ここでモエレ沼の手を離れた篠路新川の水の流れは、雁来新川側と篠路新川本流へと2分されます。そして雁来新川は南進して 豊平川へと合流、篠路新川は北上し流れをつくり、拓北と篠路の境あたりで、伏籠川と篠路新川の合流点とあいなります。元々が石狩川、はたまた 豊平川、伏籠川の旧川道であるモエレ沼に人の手を入れた結果なのでしょうが、なかなか支流・本流の同定をするのが難しい流路となっています。まぁ、そんなことで頭を悩ませるのは私ぐらいなのでしょうが(笑)

ひとしきり写真をとった後の帰り道、モエレ沼公園の区域外に設けられている排雪場の整備をしているパワーショベルが夕日に映えてかっこいかったので、写真をとって帰路につきました。

孤高の龍

撮影場所 札幌市東区モエレ沼公園
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 SONY CyberShot W-170

篠路新川とモエレ中野川の合流点(モエレ沼)

篠路新川とモエレ中野川の合流点
2014年2月1日 冬のモエレ沼散策シリーズ第2弾です。

今回はモエレ沼公園の北端に位置する、の合流点です。

モエレ中野川、、、この名前の通り、この川は比較的新しい河川になるのでしょうか。流域も面白く、モエレ沼が終り流れを通常の河川然となった篠路新川から水をわけ、南下(篠路新川上流域=モエレ沼)へと水を戻すような形で川の名前を調べる地図では分類立てています。こちらの河川もほとんど流れのないモエレ沼の水量調整の役割をになった連絡水路になるのでしょうか。

ところで、ご覧の通り、モエレ沼公園の外周路はこの時期雪の散策路となり、スノーシューなんかの軽い運動に丁度よい感じになっています。この日もそこそこ雪がつもっていました。そんな中をゴム長つぼ足でずぼずぼあるいて散策したわけですが、数回転びそうになったりして、思わぬ雪遊びとなっていました。

そんなになりながら外周路からモエレ山を眺めた写真が、

夕暮れ雪
夕暮れ雪 posted by (C)ジプシー
こちらになります。
さむかったから、微妙にブレがおきてますね(汗;

撮影場所 札幌市東区モエレ沼公園
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

 

篠路新川と中沼中央川の分流点(モエレ沼)

篠路新川と中沼中央川の分流点
ここから3エントリーは昨年2014年2月1日に撮影したモエレ沼公園周辺の合流点をアップしていきます。

まず、1つ目は、(モエレ沼)との分流点です。

分流点とは書いてはありますが、この中沼中央川は、茨戸川系の篠路新川と豊平川の連絡水路的な河川なのかと思います。川の名前を調べる地図にならって中沼中央川が注ぐのは豊平川とし、今回は分流点としてエントリーします。もっとしっかりとしらべれば、もしかしたら違う系統かもしれません。

この中沼地区、モエレ沼公園ができるまでは湿地と畑とゴミ処理場の閑散とした地域だった記憶があります。札幌でもかなりマイナー地域だったのではないかなと、、、。

ところがモエレ沼公園が完成してからは、多くの人が訪れる地域となりました。それに伴い中沼の地域名もモエレ沼のある地区として、多くに認知されていたのではないでしょうか。

そして、モエレ沼といえば、
ガラスのピラミッド(HDR)
ガラスのピラミッドですね。
今回はHDR処理をしてみました。

撮影場所 札幌市東区モエレ沼公園
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 SONY CyberShot W-170

薄別川と白水川の合流点

薄別川と白水川の合流点

今回のエントリーは中山峠を走る国道230号線の横を流れるとそこに合流するです。

地図をみてこの川を豊平川の上流部だと思っている方も多いかと思います。私も中山峠まで道路わきに流れているのはずっと豊平川だと思っていたのですが、地図をしっかりみてみると、薄別川との名前。果たして豊平川はというと、豊平峡ダムへと曲がる道へ一緒に湾曲していくのです。そこら、中山峠の国道と併走するのはこの薄別川となるのです。

豊平川は水量も多いので、このあたりの地盤を削りながら生成されていったのでしょう。そしてさほど流量の多くない薄別川沿いが中山峠へとつづく道のガイドとなっていったのでしょう。

ところで、中山峠というと、、、あげいも!!なのですが、そこにある、中山峠スキー場はに数えられるの斜面を利用しているのです。

と、いうわけでいってきました。

中山峠スキー場

中山峠スキー場

中山峠スキー場!!

 

いや、いや、

蓬莱山!!

ちょうど、てっぺんに見えるアンテナが頂上とのことなので、初心者の私でもえっちらおっちら道に迷わずいけるでしょう。

晴天だと羊蹄山も見える眺望と青空に輝く樹氷が名物のようなのですが、あいにくの曇り空。

天気予報では、晴れのち曇りとのことでしたので、ここまできたのですが、、、

ただ、ここまできて転進もなんだかな~~気分なので、スノーシューをはいてスタートをします。

スキー場のを横切り廃リフトからみた中山峠

スキー場のを横切り廃リフトからみた中山峠

まぁ、雪はふっていないので、遠望はききませんが、そこそこの眺望がえられます。こうやって、ゲレンデ下部を横切り林道へと入っていきます。そして15分くらいあるくと、

林道と林の中への分岐点

林道と林の中への分岐点

林の中へと向かうスノーシューの踏み分けがありました。今回はありがたく使わせていただきます。

ただ、このルートをしった北海道スノーハイキングのルート図を帰ってから見直してみると、私のルートは若干巻いたようなルートになりました。

そこから15分くらいあると送電線下の広いかりわけにつきました。

送電線下

送電線下

送電線

送電線

林の中を歩いているとそうは感じませんでしたが、吹きさらしのかりわけにでると、結構風が強く感じるものですね。スノーシューのトレースも一部消えかけていて、足元もぬからない感じ、、、。そんな状態をみながら、おおーーこれがトレースが消えるってことなんだ~~と妙な感動をしていました。

このかりわけをトレースは横切っていたので、それに習って私もまた林の中へと分け入ります。それほどきつくはない坂ですが、スノーシューをはいて軽い雪とはいえ雪道を歩くと結構な体力を消耗しますね。休み休み30分くらいあるくと、やっと目当ての

樹間から目当ての頂上アンテナ

樹間から目当ての頂上アンテナ

樹間から目当ての頂上アンテナがみえてきました。

そしてトレースをたどりつつ林の中を5分ほどあるくと、、

雪原が!

新雪の雪原が

ちょっとした新雪のバーンをはさんで、アンテナが見える位置にきました。スキー場のリフトの鉄塔も目の前だし、ちょっと冒険心が湧き、この新雪をラッセルとしゃれこもうとおもったのが、、、、

つかれた、、、

 

つかれった、、、とってもつかれた。10分くらい斜面と新雪と格闘をしてやっと、通常のスキーゲレンデへ這い出してきました。

中山スキー場ゲレンデ

中山スキー場ゲレンデ

頂上はすぐそば!!って所までやってきたのですが、ここからわりと急な斜面となっていて、スノーシューの足元がたまにズルっとすべったりしつつひいこら10分かけてのぼっていって、やっと、

蓬莱山山頂

蓬莱山山頂

蓬莱山山頂へとたどりつきました。

ご覧のように山頂は軽く雲の中。雪も風もふってきて、、、

それでも山頂から幌滝山へと向かうルートくらいまでくだり、よい被写体を30分くらいさがしてみたのですが、なかなか最初イメージしていた写真をとることができず、下山しようかとおもって廃リフト降り場にたつと、やっとそれっぽい景色を見つけて、

中山峠俯瞰

中山峠俯瞰

蓬莱山山頂からの中山峠俯瞰図を撮れました。

そして、もう少し下って、スノーモンスター的な鉄塔と3本の木を写真におさめ

スノーモンスター的ななにか

スノーモンスター的ななにか

下山することにしました。

帰りは、廃リフトの鉄塔沿いのゲレンデの隅っこをイメージ的にはスキーで滑り降りるように、、、

実際はえっちらおっり歩いて、30分ほどで下山してきました。

蓬莱山下山

蓬莱山下山

そして車の中で一休みしてるとぐんぐん空が青くなってきたじゃありませんか、、、、

まぁ、山の天気は移ろいやすいってことで、、、、悔いなく帰路についたとさ。。。。

札幌50峰/11座目 蓬莱山(980m)

 

撮影場所 札幌市定山渓 白水橋
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

丘珠川と丘珠2号川の合流点

丘珠川と丘珠2号川の合流点

雪が例年よりも2割り増しの勢いで降り続いた札幌です。

そんな1週間をすごした後の雪の一休みとなった日に撮影をした、の合流点です。

この場所、丘珠空港のすぐそばで、除雪車が一生懸命除雪している敷地は多分丘珠空港の敷地となるのでしょう。

そんな一日なのですが、空気が澄んでくると札幌から遠く夕張山地の山々がみえてくるのです。

遠くに写っている山容を車で移動中眺めていたら写真に収めたくて、近くの川を探した次第だったりしてます(笑

丘珠地区は開拓期には、かなりの密林や泥炭だったり、果てはヒグマのすみかだったりとかなりの戦いを強いられてきた地区のようで、中心部となっていた札幌村とは雲泥の差だったのではないのでしょうか。丘珠空港そばに流れる丘珠○号川って名前もそのころから連綿と続く泥炭の上に築かれた人の営みを守る排水の路なのでしょう。

そして、そのころも、こんな冬の晴れた夕時には遠くの山がみえていたのでしょうか。

そんなことを想いながらこのブログをかいています。

撮影場所 札幌市東区栄町910−1
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon d3000

旧琴似川と 烈々布排水川の合流点

旧琴似川と 烈々布排水川の合流点

前回のエントリーで地区名が行政によっての住所としての名称のほかに、所謂俗称や、通称がのこっていて、その地域に根付いていたり、ある種の郷愁を感じたりするようなことをかきましたが、今回のエントリーのの烈々布という名称もそのタイプの名称です。

由来は諸説あり、その名前と表記の特異性からか、インターネットで検索をしてみるといろいろな方がいろいろ考察をしていることが伺えます。どうやら、アイヌ語起源説が有力なようです。

現在の北区の太平一体~北20条あたりまでが烈々布という名称であったらしく、この地域の開墾には泥炭との戦いであったようです。元々流れていた河川のほかに数多の用水・排水路が開削されていったようです。この烈々布排水川はそのなごりなのでしょうか。

また、この烈々布排水とは別にレツレップ古川という川がながれていたようで、その流域は明治15年の札幌村・丘珠全図によると、元村(現・東区元町)に始まり、丘珠村と札幌村との村境を通り、篠路村に流れ込んでいたようです。そしてこの川が、この地域が烈々布と呼ばれる由来となったとのことです。

このレツレップ古川は途中で川筋を分断され埋め立てられていったようで、その状態をアイヌ語でル・エ・トイェ・プ(ru-e-tuye-p)、”道がそこで(川を)切っているもの”として呼ばれ、その名称が転化され烈々布となっていったとの説がありました。

と、言うことはこの名称は元々あったわけではなく、北海道開拓がはじまってからアイヌによって名づけられっていったということでしょうか。

そんなことをかんがえながら、レツレップ古川と同じような川筋をたどる烈々布排水川にのこった狐らしき足跡を眺めると古の開拓期のことをいろいろと想像してしまいますね。

 

撮影場所 北海道札幌市東区栄町670
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

厚別西川と厚信川の合流点

厚別西川と厚信川の合流点

今回は、昨年2014年1月13日に撮影した、の合流点です。

だいたい札幌のこの時期は毎年降雪が続き雪も深くなってきます。川の写真をとりに行くにも車の駐車場所や、バウと歩ける場所を探すのもかなり難儀するので、勢い市街地近くのアプローチのたやすいところが撮影対象となります。しかも前述のように良い天気にはめぐまれにくいので写真もなかなすっきりとした爽快な写真が取りづらい時期でもあります。

そんなこんなで、このときの写真は白黒で仕上げてみています。

ところで、この厚信川の名前、「厚」は厚別の厚でしょうが、「信」はというと、、、、このあたりから南東方面一体を信濃地区と呼ばれる地域となっているので、その頭文字「信」をとっているのではないでしょうか。

もちろん信濃の由来は本州の長野のそれに由来するわけです。明治16年長野県からの入植者たちによってこのあたりは開墾されていき、その人たちのふるさとの場所ということで、この地域名が定着していったのでしょう。古くからこのあたりの地域に住まわれている人たちにとってはなじみの深い名称なのですが、そうでない人にとってもなんとも不思議な地区名に感じることでしょう。

北海道の地名はこのように、開墾者たちにちなんだ地名も数多くあります。本州の地域の名前と同じ名前があった場合はまず間違いないと思います。 未開の土地に入植をしてきた先人たちの故郷への想いがきっと地名にもこもっているのでしょうね。

 

極寒の銀世界号(旭山動物園号)
近くの鉄路からとった冬の旭山動物園号。

撮影場所 札幌市厚別区厚別西5条5丁目6−10
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 nikon d3000

厚別川と小滝の沢の合流点

厚別川と小滝の沢の合流点

今回は、一応の合流点といことでアップロードしますが、厚別川は確定として、小滝の沢のほうは、これで名前があっているのかイマイチ確証をとれていません。

一応、有明小滝が落ちる沢なので、この名前が流布されているかとおもいますが、、、。

冬の滝
冬の滝 posted by (C)ジプシー

ただ、この有明地区、北海道空知振興局の土石流危険渓流一覧をみてみると、第一の沢川から、第9の沢川まであるようで、さらに、この沢が流れる地域の地図をみてみると、第4、第5、第6、第9と4つの沢が周りを囲み、この沢に関しては、土石流危険渓流には指定されていません。もしかしたら、一覧の中に第8の沢川の表記がないので第8の沢なのかもしれません、、、。

有明小滝がながれているのだから、小滝の沢のほうがしっくりはきますけどね、、。

ところで、厚別川と有明第1沢川の合流点のエントリーで有明地区には4つの沢川が云々なんて記事をかきましたが、大嘘ですね、、、。もっともっとあったのでした、、、。

 

閑話休題

そんな小滝の沢なのですが、この有明小滝を落としたあと、500mほど流れると、清田と滝野を結ぶ、道道341号線の下をくぐり厚別川に合わさるのです。そしてそこにたどり着くには、夏場だと盛大な藪がまっていてなかなか踏み入れることはできませんでした。残る手段は沢を遡行するか、積雪期にスノーシューで訪れるかの2つの方法なのですが、今回念願かなってスノーシューを入手し、さらに、月寒川西岡水源地からをたどった時の苦い経験を生かし、歩くスキー用のストックを入手し、ここまでたどり着くことができました。 道道が見える範囲ですので、それほど不安はなく、膝上ラッセルをゆっくり一歩づつこなしていき5分くらいでつきました。

そんな雪深い所にはいって撮った写真は、できばえはまぁ普通なのですが、凄く頭に残っていた場所なので、私個人としては感慨深いものがあります。

雪あそび

西岡公園なんかに行けばこんな風景は割りとおてがるにとれるのでしょうが、私にとってはいろんなきっかけとなりそうな写真だと思っています。

冬用の装備も着々とととのってきたので、これからもいろんな川の風景を納めることができるかな。

 

撮影場所 札幌市清田区有明
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 nikon d3000

月寒川西岡水源地

月寒川西岡水源地

新年アップ第2弾は、の水をためる西岡水源地です。

この水源地という名前、豊平区民、白石区民には結構なじみ深い名前です。豊平区の西岡中心部と、白石区の南郷7丁目~北郷を結ぶ連絡道路として、ここの名前を冠した水源地通りという名前があるからです。

また、ちょっと古いことを知っている人にはここの水が同地域の水道水として利水されていたことを思い出す人もいるかもしれません。

現在は、この水源地を中心とした、西岡公園として整備され四季折々の景観がたのしめる場所として札幌市民に親しまれてもいます。

今の時期は、

水源地から流れ出る月寒川

水源地から流れ出る月寒川

こんな風景をたのしめることができ、また葉のなくなった樹間

西岡公園の林

西岡公園の林

は、バードウォッチングの最適な場所となっていたりもしています。この日も多くのカメラマンの方々が鳥の姿をカメラで追っていました。

そして、この西岡公園、かなり広大でかつ清田区の有明真栄に連なる自然歩道の一部も含めています。

で、私はスノーシューデビューを前回果たし、さらに冬用のトレッキングブーツがサンタさんから贈られてきたのでした。

そうなると、、、、

山に登りたくなるってのが人情なので、

自然歩道の延長線上の札幌50峰の西岡焼山を狙ってみました。

西岡焼山へスタート

西岡焼山へスタート

雪はそこそこ積もりスノーシューには丁度よいかと、西岡公園の水源地脇の散策路を進むのでした。

西岡水源地林間コース

西岡水源地林間コース

水源地沿いの散策路は色んな人の踏み跡があり、なかなかスノーシューの出番がないので、抱えて冬用ブーツの慣らしとして歩き始めました。

スタートから20分後

スタートから20分後木道入り口

水源地へと流れ込む月寒川の湿地帯の上にかかっている木道にたどりつきました。写真を見ていただけえるとわかるとおり、散策者のふみ跡がしっかりとついていますが、木道自体細いので、スノーシューを装着することができません。

その木道を月寒川に沿いながらひたすら歩きます。

まだ木道

まだ木道

まだまだ木道

まだまだ木道

まだまだまだ木道

まだまだまだ木道

平坦だけども、細い木道を延々と20分くらいあるいていました。これって山道を期待していた自分としてはかなりのストレスになります。良い写真スポットもそれほどない山間の細い木道を一人で歩くって言うのはつまらないですね。テンションがかなりさがってきたところでやっと、

自然歩道西岡入り口

自然歩道西岡入り口

やっと、自然歩道入り口へ、、、これで木道地獄から開放されたと思いきや、細いふみ跡がまだまだ続きます、、、、。

さらに10分ほど歩いた分岐点で

スノーシュー装着地点

スノーシュー装着地点

つぼ足の細いふみ跡は、別の方角へ向かい、私が一応目指す方向山部川分岐へは、スキー一本とスノーシュー何個かのトレースのみとなりました。ここで、スノーシューを装着です。やっとでした。駐車場スタートから実に40分ほどたっていました。

山へ向かって踏み出すわけなのですが、スマフォの地図をみてみると、目標とする西岡焼山をかなり大きく迂回しています。少し不安になりつつも歩みを進めることにします。

スノーシュー装着から10分後

スノーシュー装着から10分後

さらに、その不安を煽るのが、この看板の有明8.8km真栄7.2kmの表示、、、そんなんに広いのかよ、、、。

ただ、目標の焼山はかなり水源地よりのはずだし、地図を見ると羊が丘ゴルフ場への分岐もあるし、、、、。と自分をふるいおこしたのですが、、、。この標識を過ぎるとなかなか次の分岐にたどりつけず、途中であった人に焼山ってこっちの方向?と問うても、なかなか要領をえず、昼過ぎになってきたので、雪もパウダーではなくなりやや重に変化してきて、、、、。

またまたテンションさがってきつつ15分くらいあるくと、

焼山への標識

焼山への標識

おおーー!!

やっと焼山の文字が!!

この時点で道の左側にはピークらしきものが!

もしかしたら、あと少し??

と期待を膨らませつつ歩いてみると

さらに、

焼山こっちの表示

焼山こっちの表示

うん!!

いいぞいいぞ!!と坂道を歩みをすすめていきました。

 

ところが、

 

ところがです、、、。

その坂道を上り詰めるとピークらしき丘へと回り込むわけでもなく、くだり道になります、、、。

 

えっ??

でも、トレースは下るほうへ、、。

時計を見ると12時30分になりそうな勢い。。。。

いままで山を登るときは正午には下山していることがおおかったので、この時間帯にまだピークの目処が立っていないのは初めての経験でした。スマフォの地図を見ると、焼山までの距離のほうが撤退路と比べても短いので、午後1時をリミットとして歩みを進めることとしました。

いくつかの小さいアップダウンをくりかえしつづけていく道に、

帰りたくなってきた地点

帰りたくなってきた地点

気分は駄々下がり、かなり帰りたくなってきた&下山の心配がむくむくと、

そうだ!

帰りはゴルフ場口に下ってそこからタクシーでも呼ぼうかと思い始めてきました。

そんなこんなで、リミットの午後1時

ついに山頂への目処が!

ついに山頂への目処が!

よしがんばろうと!標識の指示に従うことにしました。

なだらか坂道、深い雪、トレースはスキー一つとスノーシュー一つ、

でもなんとかがんばって、

15分後

500Mを15分かけてあるいて

やっと山頂への案内板が!

西岡焼山

なんとか西岡焼山山頂へ!

やっとたどり着きました!!

眺望は木々に阻まれ360度まったくききません。

ちょっと休んでからさっさと撤退することとしました。

先ほど山頂案内板には焼山経由で西岡公園へのしるべがあったので、そちらがわにまわって下山をすることにしました。

ちょうど良いころあいの雪と坂道で、帰りは快適

30分ぐらいで

西岡焼山下山

西岡焼山下山

西岡公園の駐車場口へとたどりつきました。

今回の山行、雪山歩行の練習にはなりましたが、眺望なしよい按配の被写体なしの、写真とりにとってはかなりの苦行となりました。

それでも前向きに捉えると、今の私に足りないものをリストできることができました。

まずは、ストック2本で、歩く姿勢の保持をしなきゃいけませんね。そして読図力。余計な不安はこの二つでかなり軽減できるはずです。

そこを補って次回の山行に備えたいと思います。

札幌50峰/10座目 西岡焼山(261.8m)

撮影場所 札幌市豊平区西岡 西岡公園
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

中の川と上富丘川の合流点

中の川と上富丘川の合流点

この場所は手稲区西宮の沢のの合流点です。

丁度西区手稲区の境となる上富丘川を手前に、西区西部、手稲区の東部の基幹河川ともいえる中の川を奥の構図で写真を撮っています。

この上富丘川を挟んで、西区側の丘を宮が丘、手稲区側の丘を富丘という地域になっていて、それぞれそのあたりを両河川とも源流としています。もう少し、西進すると手稲の山々へと連なる山地となります。

で、先ほど、富丘との地名がでましたが、このそばにに数えられる、手稲丸山(富丘丸山)という低山があるので、のぼってきました。夏場は単なる藪山となるようで、登っても眺望も望めず、藪漕ぎのため森林浴にならないとのことなので、この時期に登ってみることにしました。多分、今年ののぼり納めでしょう。かつ初の雪山です、、、。

手稲丸山とりつき地点

手稲丸山とりつき地点

標高は141Mの低山です。様相はただの裏山?丘? な感じなので、明確な登山口はないようです。取り付けそうな場所をうろうろと探し、一番入山しやすそうな富丘6条あたりからアプローチすることとしました。 装備は長靴とトレッキングポール。冬もはじまったばかりなので、と緩くかんがえていましたが、いきなりの膝上まで埋まる苦行となりました。斜度は全然緩いのですが、いきなりいきがあがります。もう、この時点でスノーシューを買いに行こうか、いやいやあきらめて帰ろうかとおもいだしていました。

振り向けば、

手稲丸山入山地点から市街地を臨む

手稲丸山入山地点から市街地をのぞむ

木の葉がおちているので、想像よりは、良い景色がみえていました。きっと目の前の稜線の突端まで登ればもう少し良い景色が望めるかと気持ちをふり絞り、雪に足をとられつつのぼっていきました。写真では、わかりづらいですが、斜面が始まるあたりに、なにやら足跡らしきものがあったので、まずはそこまで、、、と登ってみると、どうやら、狐か狸の足跡のようでした。その足跡は山の稜線へと続いています。一人山歩きなのですが、なぜか心強い味方を伴にしたような気分になりその足跡をたどって歩みを進め、なんとか二本ある稜線の低いほうまで10分ほどかけて登りました。

手稲丸山稜線南端

手稲丸山稜線南端より手稲新発寒方面

のぼってみるとなかなかの景色。木立が少し邪魔ですが、これも構図の一部として夕日とかの時はもっと良い感じの写真を取れそうなポイントです。

とりあえず第一目標まで到達できたので、かえろうかと算段しましたが、ガイドの足跡をみてみると、それほど埋まっていない様子。まぁ、軽い動物なのだし、そんなに雪に埋まらないよね。と思いつつも恐る恐る足を山頂にむけてみると、、、。

おや?予想より埋まらないぞ、、。

そうとなれば、進んでみよう!ということで、足跡をお伴に稜線を登っていくこととしました。そびえる木立と手持ちのトレッキングポールを頼りに、さらに10分ほど雪山をのぼっていくと、

南側稜線からテーブル上の場所から

南側稜線からテーブル上の場所からのぼってきた場所を望む

木立に遮られてはいますが、札幌の市街地方面をみることができるくらいの眺望をえることができました。

なんか良い感じに気分があがってきました。上をみてみると、木立の影から青空もみえてきたので、ガイドの足跡からはなれ、コル状のところをたどり、山頂方面を目指していきます。平板な場所なので、雪深いかとおもいきや、木立のおかげかそれほど足を取られず歩みを進めることができました。

そして、さらに10分ほど登っていくと、

手稲丸山山頂

手稲丸山山頂

たどりつきました。山頂へ!ヤッホー!と叫びたくなりましたよ。

山頂から手稲のスキー場を

山頂から手稲のスキーコースを

山頂からは手稲のスキーコースが見えたり、

山頂から小樽方面

山頂から小樽方面

小樽銭函方面を木立の中から望むことができました。

写真をパシャパシャとっていると、風も吹いてきて、体感温度がさがってきたので、今度は自分の登った足跡をガイドに下山していきます。

15分くらいで、

手稲丸山下山

手稲丸山下山

登った場所へともどってきました。

なかなか楽しいアドベンチャーでした。

今度、スノーシュー買おうかな。

札幌50峰8座目 (手稲丸山141m)

撮影場所 札幌市手稲区西宮の沢5条1丁目2−17
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2