ラウネナイ川とうらうちない川の合流点

ラウネナイ川とうらうちない川の合流点

今回のエントリーは昨年の10月14日訪れたの合流点です。

うらうちない川、、、、なんか覚えにくい名前ですね。由来はひらがな表記ですが、北海道の川に多いアイヌ語語源のウライ・ウシ・ナイ(簗がある川)となります。河川規模は短いですが石狩川水系の一級河川指定区間があります。その流域には、写真にうつっている札幌ドームの敷地もあります。そんなこんなで、この日の散歩ルートは札幌ドームへといってみました。

秋空
札幌ドームの野外競技場を一周しながらバウとの散歩をたのしんでみました。

運動会・・・・のつもり?
運動会・・・・のつもり? posted by (C)ジプシー

こんな風に元気に走り回るバウをみていると楽しくなります(^^

札幌ドーム内には絵になりそうな建造物もたくさんあり、写真をとってあるいてみました(^^

朝日
朝日 posted by (C)ジプシー

撮影場所 札幌市豊平区月寒東2条16丁目1−70
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 SONY CyberShot W-170

ポンノッポロ川と西野幌川の合流点

ポンノッポロ川と西野幌川の合流点
今回のエントリーは昨年の10月12日に撮影をしたの合流点です。

写真左から流れ込んでいるのが西野幌川で本流がポンノッポロ川となります。西野幌川は普通河川で、河川名が載っている地図がなかなかすくなかったりしています。普通河川は札幌市の河川分類のページにも名称がのらないので、名前を特定するのがなかなか大変なのですが、この西野幌川は橋に河川名称がのっていましたので、名称の特定も難しくありませんでした。この両河川当然野幌原始林から端を発しています。そしてこの地域は住所の通りテクノパークといって、札幌市が積極的にIT関連企業を誘致し札幌のシリコンバレーを作ろうとした地区でその思惑通り、大手IT系の有名企業がたくさん軒を並べています。おなじように、札幌市がIT企業の誘致をしようとした場所はほかにもあったのですが、このテクノパークが唯一の成功例なのではないでしょうか。

また写真の場所はしもみじ台緑地の一部でなかなか良い散歩道です。写真にうつっている橋の下を超えると、

此岸と彼岸
このようにちょっとした庭園風の遊歩道があったりして、お勧めの散歩道ですよ。

撮影場所 札幌市厚別区下野幌テクノパーク2丁目3−1
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon COOLPIX2500

濁川と金山川の合流点

濁り川と金山川の合流点

今回のエントリーはの合流点です。この写真だと二河川の合流点がよくみえませんね。

と、いうわけで、

濁川と金山川の合流点

左から金山川・手前から濁川

こんな感じです。

前回、濁川と稲穂川の合流点の合流点のエントリーで濁川は汚い川との記述をしましたが、ご覧なっていただけるように、その名前からとは正反対の清い流れとなっています。きっと線路沿いの濁川の流れも草におおわれてはいますが、きっとこのように綺麗なながれなのでしょうか。ただ線路沿いの河原には不法投棄らしいゴミがおかれていて美観をそこねていたのも事実です。そういえば川べりってゴミの不法投棄されているような場面をよくみかけます。なんとか綺麗に保ってもらいたいものです。

で、前回はSLを撮りにここまでいっていたのですが、今回も鉄撮りです。

臨時団体711系電車ありがとう711系

臨時団体711系電車ありがとう711系

来年の3月で引退となることがきまった赤電車こと711系の臨時団体列車が走るからなのでした。しかも国鉄カラーです。711系電車自体はとりあえず今も運用はされているのですが、その数を徐々にへらしてきていて、さらに国鉄色の711系となると、時刻表からはよみとれないのです。今回のように711系をつかった臨時団体列車だと確実に711系が走るのがわかるので狙いやすいのです。ただ、もしかしたらJRカラーの711系になるかもしれないとの情報もあり、国鉄色がはしってくるまでは少しどきどきしていました。

写真をみるとわかるように、現役の車両としては窓が開く唯一の電車です。これだけでも旅情感をかんじられますね。この電車通勤時にも乗ることがあり、その中はというと4座ボックスの昔ながらのレイアウトなので、通勤時のラッシュ以外にのれるとしたら凄くいい気分になれるかもしれませんね。

子供のころの特急以外の電車といえば711系でしたので、いままで現役でいてくれたことがうれしくなりますし、それがとうとう引退するっていうとさびしくなります。

そんな気分をいだきながらの川撮り紀行でした。

撮影場所 札幌市手稲区稲穂2条5丁目1−15
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

元野幌川と屯田川の合流点

元野幌川と屯田川の合流点

今回のエントリーは昨年の10月5日に撮影をしたの合流点となります。

手前から流れてくる元野幌川。流路を地図でたどっていくと江別西インター付近でその流路の始まりを示しています。しかし、そこからまだ上流をたどってみると、野津幌川に行き当たります。wikipediaで調べてみると、20世紀の前半まで、豊平川に直接注いでいたとの記述があり、 豊平川はというと20世紀前半のころは現在の旧豊平川世田豊平川の流路をたどって石狩川に流れ込んでいました。そしてこの元野幌川が注ぐのは世田豊平川です。ここまで条件がそろいさらに野幌の名前から察するに野津幌川の旧流路だったのではないかとの推察ができます。ただ、ここの地域名も元野幌なので、ただ単純に地域名を取った河川名なのかもしれません。インターネットではこの元野幌川の出自に関しての記述はなかなか探しきれませんでした。これ以上の真相を探ろうとすると江別地史とか江別の古地図が必要になってきますね。

そして屯田川。 江別は元々屯田兵による開拓と北越殖民社による開拓の2大開拓勢力によって拓かれてきた地です。野幌という地域名はどちらかというと北越殖民社の手がはいっている場所がおおいのですが、その地域名を冠した川に屯田の名を冠した河川が注ぐって言うのもなかなかロマンを感じられますね。

そういえば、どこの出版の地図川はわすれましたが、この合流点から下流を屯田川として表記しているものを見かけた気がします。

なんてことをかんがえながら歴史に思いをはせる川歩きをした2013年10月5日なのでした。

野菊のフォトフレーム

おまけ。元野幌川の川端に咲いていた野菊

 

撮影場所 江別市元野幌968
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 nikon COOLPIX2500

十勝川と音更川の合流点

 

十勝川と音更川の合流点

今回はなんと、十勝は帯広まで足をのばしました。で、帯広で印象に残っていた川といえば十勝大橋から見る十勝川でした。

そして今回はその十勝大橋からとその奥で合流するの合流点をおさめることができました。

久しぶりに眺めた十勝の川は、川の幅だったり川にのこされている砂州の感じだったり、普段見慣れている札幌近郊の川とは一味ちがうように感じます。地形や地質が素直に反映されているというか、人の手ははいっているのですが、いい具合で調和しているというか、とにかく新鮮な感じがしました。

で、なぜに十勝まで足をのばしたかというと、、。

そうです!

ラリー北海道2014

ラリー北海道2014

 

を観戦するためです!

ずいぶん前にまだWRCの一戦として組み込まれていたころ観戦にきたことがありましたが、それ以来です!

見に来てよかったですよ~。

たとえ、朝早く高速に乗って、、、とか、、埃まみれになったとか、、、タイヤのバブルが壊れてエアがなくなっていた、、、とか、、、一人で観戦とか、、、そんなことは瑣末なことで、国際格式のモータースポーツを見れるのはこの機会だけですからね!!やはり雰囲気が全然ちがいますね。

APRC(アジパシ選手権)とJRC(全日本ラリー選手権)との併催なので、外国人選手も参加していて、世界の走りをみることができるんですもの!

今回観戦したのは音更と札内の各SSです。時間がしっかりとれていれば、前日の陸別とかもみてみたかったのですが、、、。

ね。仕事がね、、、。

でもいつかは時間をとってフル観戦をしたいものです!

APRCラリー北海道ヤンコベッキ

APRC優勝
シュコダファビアS2000
ヤン・コペッキー/パヴェル・ドレスラー
音更SS

セレモニアルフィニッシュでのヤンコベッキー

セレモニアルフィニッシュ!

JRC優勝奴田原選手

全日本ラリー選手権
jn6クラス優勝
オーバルウイナー
ADVAN-PIAA ランサー
奴田原 文雄/佐藤 忠宜

セレモニアルフィニッシュ

セレモニアルフィニッシュ!

今回の優勝は写真の通り

APRCはチームMRFのヤンコベッキー・ファビアS2000のぶっちぎりでした。2位に今回はAPRC参戦となった世界の新井敏樹選手でした。

JRCはADVAN-PIAランサーの奴田原選手。今回の勝利でシリーズ優勝へ現在一番近い位置です。 もう一方の雄、勝田選手は残念ながら今回はDAY1でトラブルに見舞われTC遅延として優勝争いから脱落。でもDAY2は鬼人の走りでDAYポイント奪取するしぶとさをみせていました。まだシリーズ優勝の行方はわかりません。

ほかにも今回の各クラスの上位の選手とキャンギャルさんの写真をフォト蔵にアップロードしていますので、スライドショーを貼っておきます。

撮影場所 帯広市西2条北3丁目12
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 nikon d3000

勝納川河口

勝納川河口

今回は小樽市の中心河川の河口です。

このポイントの一部としても区分けされているようですが、メインの小樽運河とは分断されています。以前はここまで運河が一本でしたのでしょうね。その証かはわかりませんが、写真のように船が係留されています。 また小樽のフェリー埠頭もこのそばです。地域的には南小樽にあたり、近くには南小樽駅や少し札幌側に向かうと小樽築港駅・ウイングベイ小樽があります。小樽中心部の観光地区からは少しはなれていて全国区の大手家電量販チェーンなんかがありますが、南小樽の港町らしい街並なんかもみることができ、結構好きな地区だったりします。釣り人たちもたくさんきていて小樽市民の憩いの場なんでしょうかね。

なぜに、急に小樽にいったかというと、、、。

SLニセコ号

小樽砂留踏み切りから煙を上げるSLニセコ号

小樽駅を出発し、すぐに坂を駆け上がるために煙をもくもくと吹き上げるSLニセコ号を撮りたかったからです(^^

ここの砂留踏み切り近辺には河川はないので、帰りに勝納川によったのでした。

小樽水族館のトド

小樽水族館のトド

ついでついでに、砂留踏切から車だとそんなに遠くはない小樽水族館へも足をのばしたのでした。

撮影場所 小樽市有幌町
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon d3000

琴似川と宮の森川の合流点

琴似川と宮の森川の合流点
今回は札幌の中央区を流れるの合流点です。

琴似川は盤渓あたりから流れ出し、近隣の山間部の小河川や沢を合わせて新川と琴似発寒川・琴似川の合流点(新川起点)まで流れていきます。あわせる小河川は以外と多くそのうちのほとんどは一般の道路地図には載っていないものが多く、なかなか知ることができなかったのですが、インターネットで調べてみると、宮の森地区には琴似川にあわせる小河川の合流地点がまだ見れるとのことなので、今回撮りにいってみました。はっきりと合流点を視認できませんでしが、多分この辺あたりだろうというところの写真です。

三面護岸の川ではありますが近辺の雰囲気とあわせなかなか素敵な景観をみることができました。

で、背後をみてみると、荒井山、大倉山、三角山の札幌中央区のお手軽縦走山歩きができる山が見えるじゃありませんか(^^

と、いうことで三山縦走としゃれこみました。

大倉山駐車場
大倉山の駐車場に車を止め、まずは荒井山へと出発です。

荒井山登山口
大倉山の身体障害者用駐車場の脇にひっそりと上の写真のように登山口(入り口?)があります。ちょっとだけ急な階段をせっせとのぼっていくと、あっというまに、

荒井山山頂

荒井山山頂に到着です。所要時間は10分もかかりませんでした。

でも眺望が全然ありません。入り口には荒井山展望台なんてかいてあったのに、、、。山頂から先は踏み分け道だけだけど、ちょっと進んでみました。でもそれっぽい感じはまったくなく、、、山頂にもどってみると、昇ってきた道のほかにも道がついていました。

あ~~こっちだったのかと、そちらの道をくだっていってみると。

10分くらいで荒井山の展望台に到着です(^^

標高は185MMの荒井山、そこからさらにくだってからの眺望は思ったよりも、札幌の街並を一望できるものでした。しかもちょうどよい塩梅の視点になるので札幌のビル郡がそびえている様をみることができます。

夜景の撮影にもきてみたい展望ですね。

ややしばらく写真をとったり、なんだりしたあと、きたみちを戻って今度は大倉山へ向かいます。

大倉山は札幌有数の観光名所なので、駐車場からは、エスカレーターが、

vanishing point

エスカレーターをおりて大倉山シャンツェのランディングバーンからはリフトが

大倉山シャンツェ

用意されているので、楽々に山頂展望所まで行くことができます。今回は初縦走なので、楽できるとろは楽をしていきます(笑)

ラクチン気分で大倉山から札幌の眺望を眺めることができました。

標高307Mの山頂からはちょっと雲がかかてきて遠くの増毛山地までは見渡すことができませんでしたが、札幌の街並にぽつぽつと当たる光の感じがなんともいい感じでした。

こうやって見てみると、札幌の街並って 豊平川から北側は平地で南西側がビルがにょきにょきたっているのがはっきりとわかります。なんとなく私見ですが札幌って南西部と北東部の街並や文化がちがうなっておもっていたのですが、こうやって俯瞰でみてみると、合点がいきました。

たくさんの観光客にまじって写真をとったあと、今回の本命の大倉山~三角山縦走へとスタートです。

大倉山遊歩道入り口

ここにも熊の看板がありますね。今から向かう三角山付近で熊の目撃が。。出会わないことをいのりつつ、縦走路へ向かう前に、大倉山山頂

入り口から2~3分のところにある大倉山山頂の三角点までいって記念写真(^^

さぁ、ここから縦走スタートです。

一旦尾根伝いの自然歩道をくだります。低山だけあって尾根道をとことこ歩いても周りは樹木がしげってわかりませんが道の両端は結構急斜面だったりするんですよね。登山ブログをみているとナイトハイクを気軽にやっている人たちをみますが、そこそこ道をわかっていなければそんなことできないな~~とおもいつつ、10分ほどあるいて、西野の街並が木々の間から見える地点までつくと

DSC03561

なにやら遠くのほうで、ゴロゴロと雷の音がきこえてきました。天気予報を信じてレインコートなんかの雨天装備は一切もってきてませんでしたの、もどろうか戻るまいかなやみましたが、とりあえず山頂までいくことにしました。

三角山8番分岐

10分ほどで8番分岐につくころには少し雨がふってきました。降り始めだったので、ちょっとあわててシャッターを切ったのでぶれてますね(笑い。すこしの雨だと実は木々が雨よけになってくれててさほど濡れずにすみましたけどね。

ここからが急登です。階段は用意されているものの段差も大きくなかなか難儀します。

その急登区間をひいこらあるいて、5分ほどで

三角山7番分岐

7番分岐につきます。事前の下調べではここからさらに急なのぼり坂があるとかいていましたし、雨脚がつよくなってきたのでここの休憩場で一休みします。中にはなんだかノートなんかが思い思いのことを書き連ねてありました。

ここでしばらくまっていてすこし雨脚がよわまったタイミングでえいやっ!と出発!!山頂へ!!!

三角山山頂

5分もかからず、のぼりきっちゃいました。さっきの7番分岐~8番分岐の間の坂の方がきつかったよ。。。。

三角山からの山頂からの眺望はご覧のように雨でけぶっています。

こんな天気なのに山頂には絶えず登山客が入れ替わりでやってきました。

さすが札幌の有名山歩スポット。お気楽にやってきますね。

雷の音もそろそろ大きくなったので、早々に退散。

来た道をあるいてくと雨もやみ、雷の音もきこえなくなってきました。

帰りは大倉山のリフトでラクチンに下ろうとおもっていたのですが、到着してみると、なんとリフトがとまっていましたorz

雷の影響だったのでしょうね。。。

リフトの再開をうだうだまっていたのですが、なかなか復旧せず、、、、山頂アイスも食べられなかったし、、、。つまんなくなって、そのまま遊歩道を使って降りることにしました。大倉山遊歩道

そんなこんなの初縦走。雨に降られたけどなかなか楽しむことができました。

これで札幌50峰 6座登頂しましたよ(^^

 

撮影場所 札幌市中央区宮の森3条13丁目5−18
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon d3000

濁川と稲穂川の合流点

濁川と稲穂川の合流点
いきなり鉄道写真からはじまりましたが、この手前にが合流しています。

なぜこの写真ではじまったかというと、秋の濁川は

濁川と稲穂川

秋の濁川と稲穂川の合流点

このように、水量もすくなくなり、夏から伸びてきた雑草で川面をおおわれていきまして、なかなか写欲のわかない川になってしまいます。

そこで、季節を変えて草枯れの初冬か、春先での撮影もかんがえたのですが、ちょうど今週からJR北海道の秋の風物詩「SLニセコ号」が走るタイミングなので、ここまで写真をとりにいきました。

SLニセコ号は札幌~小樽間はご覧の通りディーゼル機関車DE15によって牽引されていき黒煙を吐くシーンは、この区間では拝めないのですが、今回のメインは補機のディーゼル機関車DE15なのです(笑)。貨物列車の牽引機関車として活躍することがおおかったDE15なのですが。最近はレッドベアにその座を明け渡した感がありなかなかお目にかかれなくなってきてまして、蒸気機関車C11とディーゼル機関車DE15の重連も結構レアなシーンではないかとおもいまして、、、。 さらに、SLニセコ号来年以降の運用は休止だそうで、、、。 多分、このブログでも、トワイライトエクスプレスとともにSLニセコ号の登場が今年は多くなるのかと思います。

ちなみに、稲穂川側から合流点を眺めてみると、

稲穂川側から合流点を望む

稲穂川側から合流点を望む

このような眺めになります。3面護岸で川底も整備されてて水の流れが見やすいですね。

濁川も稲穂川も手稲金山地区の鉱山周辺を源流としています。濁川の名前自体も、鉱山の排水で水がにごっていたから。というのが由来だそうです。現在は水質改善もすすみ、稲穂地区では濁川を天の川に名称変更しようという動きもあるとの話もあったりしています。ただ、この鉄路脇の濁川の流れをみると、水質に関しては問題ないとしても、これを天の川とは呼べないよなという気分になりますね。

川はどんなに小さい流れでも上流からどんどん土砂を運んできます。年月がたつと流れが緩慢な流域の川床にその土砂が堆積していき、そこに草が生えちょっとした湿地の様相を示してきます。特に2面護岸を施されている川はそれが顕著に現れるようです。なんかは数年に一度川床の地ならしを水をせき止めておこなっていますが、元が自然河川の濁川で連絡水路も持たないとなるとなかなか難しいでしょうね。

親水・景観目的での川の利用はごく一部に限られていることを今回の川撮りでひしひしと感じてきました。

撮影場所 札幌市手稲区稲穂1条6丁目
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

新川と琴似発寒川・琴似川の合流点(新川起点)

新川と琴似発寒川・琴似川の合流点(新川起点)
今回は札幌西部域の2大河川、が合流し、と名前が変わる地点です。私なりの感想ではありますが、この場所は現在の札幌市形成の最重要地点として認識しています。あまたの経緯を重ね西部域の発寒川と、中心部域の琴似川の流路を改修しという一大ドラマを感じてしまいます。

石狩川の背水の影響によって氾濫を繰り返していた、かつての琴似川や発寒川などの流域の治水と周辺湿地の排水、そして舟運などを目的として1886年(明治19年)から1887年(明治20年)にかけて「琴似川小樽内川大排水」として開削された。
(引用元 wikipedia 新川)

この新川の開削によって、手稲山に源を発し現在の付近の石狩川まで注いでいた発寒川は下流域と切り離され琴似発寒川と名をかえ、盤渓あたりに源を発し宮の森・八軒あたりを流れ丘珠を通りへ水を注いだ琴似川は、流路改修をうけ、この現在の新川通りにそうように流れ、取り残された旧川道はとなっていきました。

いたずらに川道をかえるはずもなく、札幌市の利水・治水・用水・排水などの水に係る諸事業の歴史の全てがこのポイントに集結しているような気がします。いまでは札幌市消防学校の奥にあり、琴似川左岸・琴似発寒川右岸の堤防沿いをちょっとした堤防道を散歩がてら歩く人か、釣り人しか訪れないくらいの場所ですが、川すきの私としてはなかなかテンションのあがった川めぐりでした。

今回は琴似発寒川右岸からのアプローチだったのですが、合流点からほんの少し上流に向かった場所にある西陵リンリン橋の上までいってみると川には鴨が沢山いました。TOPの写真はNIKON COOLPIX2500ですが、この写真はCyberShot DSC-W170にテレコンを装着したので彼らを狙ってみました。

撮影場所 札幌市西区発寒16条1丁目1
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON COOLPIX 2500

豊平川と北白石川の合流点

豊平川と北白石川の合流点
今回のご紹介は、のすすきの原の向こうで合流するです。

このポイント、写真に写っているとおり、豊平川の河川敷をゴルフ場(ショートコース)として北白石川もそのコースの一部として活用しています。初めて訪れた時は面白いことを考えたもんだなと感心しました。周辺には白石の清掃工場がありまた近くを雁来大橋が豊平川をまたぎ、札幌のはずれの元湿地の割には人の行き来もアクセスも良い場所なのですね。そこに緑地帯をつくり市民の憩いの場としていったようです。豊平川の右岸域の緑地帯はここから延々と真駒内川との合流点あたりまでつづいていきます。札幌市が描く河川と人とのかかわりの象徴ともいえる場所なのでしょうね。

ここの住所なのですが、豊平川右岸域なので、そのまま白石区内かとおもっていたおもっていたのですが、調べてみると、東区に属していました。区の境界線は、豊平川の昔の川道である旧豊平川でわかれていたのです。多分昔の白石村と雁来村との境界がそのまま継承されているのでしょうね。

ところで、トンネ川とポントンネ川の合流点での撮影から携帯CA007からNIKONのコンデジ COOLPIX 2500に持ち替えて写真をとってきたのですが、この日からSONYのコンデジ、CYBER SHOT DSC-w170も持って歩くようになりました。その初ショットがこちらです。

なかなかいい夕景をとれたなぁと、帰宅してからほくそ笑んだのを覚えています。(^^

撮影場所 札幌市東区東雁来町257
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON COOLPIX 2500