オカバルシ川とポンオカバルシ川の合流点

オカバルシ川とポンオカバルシ川の合流点

 

5月の4週目の日曜。

ものすごく天気のいい週末を迎えられた。

今年になってこんなに光に恵まれた写真を撮ることができた。

とその支流の合流点。

オカバルシとはアイヌ語で「川尻に平岩のあるところ」の意味だそうだ。

豊平川との合流する地点では、そのような景観がみることができるのだが、上流域のこの場所では三面コンクリートの護岸がされている。そこに同じく護岸壁に守られた支流のポンオカバルシ川が流れ込んでくる。

藤野の地は急峻な地形が多く、このオカバルシ川も土砂災害を起こすことがたびたびあったそうだ。

治水の結果最近はとんとそんな話はニュースにはならないので、治水は成功しているということなのだろう。

この日ここからまだ山側に進路をとった、藤野聖山園までいってみた。

sapporo cloud city

藤野富士にのぼろうかとおもったのだが上り口がわからずじまいで、その計画はかなわなかった。

撮影場所
札幌市南区藤野6条1丁目420
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

 

オタナイの沼(星置川旧河口跡)

オタナイの沼(星置川旧河口跡)

 

オタナイ、オタネ、オタルナイ。

の河口付近は、そうよばれていた。いまでもその名前で呼ぶ人もいるだろう。

古くからの地名があるということは、ここに人の営みがあった証拠。

昭和40代年くらいまではここに小樽内集落があった。

その集落のために新川に小樽内橋というコンクリート製の立派な橋もかけようとしていた。

歴史をどんどんさかのぼってみると、1596年にはここに渡島福山の八木勘右衛門という人物が入植をしてきて、その後オタルナイ場所がひらかれた。

それ以前にはアイヌコタンがあったとの説もある。

オタルナイ(砂の川の道)との意味を持つこの地。

その名の通り、石狩大浜あたりから内陸に続く砂丘域に河川がはしっていた。

現在のの流路がそれに当たる。

その流域はオタルナイ川とよばれていた。

現在、札幌の定山渓ダムを形作っている小樽内川とは別の川だ。

また、朝里ダムによって形付けられたオタルナイ湖の主流河川であるも関係はない。

砂の川の道をつくるオタルナイ川、オタナイ川、オタネ川なのだ。

では、このオタルナイ川は、独立した一本の河川かというと実はそうではない。

手稲の山麓からながれでて、星置扇状地を形作って大浜の砂丘域に流れだすの下流域をアイヌの人たちはそう呼んだのだ。

滝がいくつもあり、急峻な流れを持つ星置川上流域とは様相がまったくことなり平らな砂丘域を静々と流れる様子はまったくの別の川と認識されたのだろう。

そして今回訪れたはそのオタルナイ川の河口跡なのだ。

ゆえに、この小さな沼は、清川の河口跡ともいえるし、そもそもが星置川の河口跡なのだ。

星置川は近世にはいってからこの河口を含め、3つの変遷をたどっていることは、以前このブログの谷地川河口~銭函天狗山 純登山その1~谷地川起点、などのエントリーで紹介をしてきた。

三日月湖のように弧を描いているのは、砂浜に流れ出る河川の河口の常で急なRをもって蛇行をしていた名残をそのままのこしているのだろう。

オタナイの沼

オタナイの沼

原始河川の様相をそのまま残しながらオタネ浜のすぐ脇、それでも海岸からの波からの侵食をうけずにひっそりとたたずむオタナイの沼。

オタネ浜側には5月に訪れた突然の夏日の涼を求める人たちの時間が流れていたのがここには時間の流れそのものがないかのようだった。

時をとめたオタナイ沼をあとにし車を置いた新川河口についたころには、時の象徴の太陽が真っ赤な残滓をのこし日本海へと沈んでいった。

春の海
春の海 posted by (C)ジプシー

撮影場所
小樽市銭函 オタネ浜
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

新川河口~夕景~2016春

新川河口~夕景~2016春

 

札幌開拓の基幹事業となった一大人口河川の河口をオタネ浜側から撮影をした。

札幌市民・小樽市民・石狩市民でもこの日本海に面した穏やかな砂浜の存在に親しんでいる人はそう多くはない。

だいたいの札幌近郊の海として紹介されるのは、石狩浜・銭函海岸などが上げられ地域のニュースでも取り上げられるのは、その二つの海岸だ。

その二つの海岸に挟まれた形の、ここオタネ浜ともう少し石狩よりの十銭浜は知る人ぞ知る砂浜なのだ。

まだ五月なのに、真夏並みの気温となったこの日の夕時。

オタネ浜には、それぞれが秘密の場所として思い涼みにやってきたのか、少なくはない人たちがきていた。

 

 

春の海

 

家族連れや、若者のグループ、単独の人、それぞれ浜の内部まで車で入りこんでいた。

割としまった砂なので、乗用タイプの車でも4WDであればスタックの心配はないのだろう。

ところで、この新川の河口のすぐそばには札幌の廃墟好きの好事家たちには有名な小樽内橋があるということは、このブログでも新川河口というエントリーで紹介をしている。

その際には橋自体の写真を掲載をしていなかったので、今回のエントリーでは掲載をする。

小樽内橋

小樽内橋

こう見ると、立派な橋でまだまだ使えそうな赤い橋ではあるが、両端は道路が切れ落ちていて徒歩で登ることさえも困難な状態となっている。

果たしてこの橋、いつまでここに残っていられるのだろう。

撮影場所
小樽市銭函 新川河口
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 CANON EOS KISS X2

東濁川と山口運河の交点

東濁川と山口運河の交点

久々の夕時の写真。

場所は、目の前を横切ると写真中央にある樋門のような所に流れるが交わる手稲区の明日風地区。

あくまでも、ここは合流点ではなく、川と川が交わっている場所なのだ。

その意味は、地図をみていただけるとわかるだろう。

この写真を写した私の背中側にも山口運河の流路があるのだ。

山口運河はその名のとおりの人口河川。石狩の花畔と銭函を結んでいた運河の名残だ。

そのような経緯があるから、この運河を横切る川があっても不思議はない。

用水・排水の利水にかかわる河川が縦横に走っている地区にはよく見られる光景だ。

ところで、もう一方の東濁川の出自がよくわからない。

の支流というのはその名の通りなのだが、流路を地図でみてみると手稲の運転試験場のそば、下手稲通りと曲長通りの交差点あたりに起点をもっているようだ。

その先は曲長通りが濁川本流まで続いている。

下手稲通りの北側、明日風地区は現在は新興住宅地となっている。

明日風地区

明日風地区

古くから宅地として発展していた隣の曙地区とは立っている家屋の感じが全然違う、新しい街並だ。

そして、この明日風地区にはいたる所に雨水貯水施設がある。

水はけの悪い地盤であることが伺い知れる。

このあたりはの地質は、星置扇状地が終り石狩大浜の砂丘地帯がひろがっていたと考えられる。

その地質から考えれば、水はけ悪くその対策の施設が必要であることが納得できる。

このことから、東濁川はこのあたりの排水の要として敷かれた人口河川なのだろうか。元々は自然河川だったとの記録も見受けられるので、まったくの人口河川ではないのだろうが、その役目として主な所は利水の河川なのだろう。

撮影場所
札幌市手稲区明日風5丁目8−30
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

当別川と三番川の合流点(青山貯水池)~神居尻山山頂より~

当別川と三番川の合流点(青山ダム)

残雪の残る斜面の向こうにかすんで見える樺戸山地の谷あいに流れるをせき止める青山ダムによって作られた青山貯水池。

ここ神居尻山から流れ出すとの合流点もある。

神居尻山は石狩郡の当別町の町内に属しているのだが、ここの稜線をたどり樺戸山地のピンネシリまでたどり着けば空知のそれも中部地区である新十津川町へと抜けることができる。

北海道の各支庁(現振興局)の区切りはだいたいが水系とその分水嶺を元に区切られている。

だが、石狩と空知の境界の根拠がいまいち把握できていなかった。

しかし今回自宅の札幌から当別川に沿って流れる道道28号ふくろう街道をたどりここまできてみると合点がいった。

の下流で合流している当別川との両河川の流域を石狩地方としているのだ。

同じく石狩川下流域で合流している河川には、もありその流域の大部分は空知地方なのだから、その認識は違うという向きもあるだろが、元々夕張川は南幌と北広島の境界あたりで、千歳川と合流していた。その地点はが流れていることを現在でも確認できる。その流路は夕張川とあわせてすべてが空知地方であるのだ。

開拓期の舟運の要であった、江別およびその下流に位置する当別に流れている千歳・当別両河川をたどって石狩としたのだろう。

多分、開拓史などを丁寧に紐解けばすぐにわかったのだろうが、元来の不精ものの私は、ここまできてさらに神居尻山へと登る山道の中でやっとその考えにいたれた。

 

以降は、その神居尻山への山行記録を下記に示す。

スタートは道民の森・神居尻地区の学習センターの臨時駐車場から。

道民の森・神居尻地区

道民の森・神居尻地区

春紅葉が美しい。このアスファルトの車道を山に向かって歩き出ししばらくすると、林の中へと遊歩道が切られている。

道民の森遊歩道

道民の森遊歩道

三番川のそばに切られたこの遊歩道上には丁度桜が見ごろをむかえていた。

この静かな遊歩道をゆっくりとあるき、再度車道に行き当たると、

神居尻山登山口Bコース

神居尻山登山口Bコース

神居尻山Bコース登山口だ。

ここで登山届けをだして登山道へとはいっていく。

序盤は九十九折の坂道を春の息吹を感じながら穏やかに登っていく。

この日の気温は割りと高めで、まだまだ葉が茂りきっていないな林の中は日の光がどんどん射し込んでくる。

道中には里山の春の花がそこかしこにさきみだれていた。

IMG_4201IMG_4210IMG_4197IMG_4223シラネアオイ

ゴゼンタチバナ

ミヤマスミレ

カタクリ

ほかにも、エンレイソウ、ツツジ、ショウジョウバカマ、エゾエンゴサク、ニリンソウ、エゾイチゲ等々、枚挙にいとまがない。

そんな花の山をたのしみつつ歩いていくと、

標高400mあたりくらいから、

階段地獄

階段地獄

果てしのない階段の急登が始まる。

ひたすらこの階段を登っていくのだ、

稜線は目の前にみえているのだから距離はそれほどのないのだろうと登るのだが、なかなか稜線へはたどりつけない。

途中に休みどころがあり、中間点かとおもいきや、標識を見てみると登山口から800mとかいてあった。

まだ、800mしかすすんでいないのかと愕然とした。

登山道の総距離が2.7kmと短いことからこのBコースを選んだのだが、失敗だったとこのとき不覚にも思ってしまった。

この階段を少し登り足を止め、少し登りまた足を止めを繰り返し息を切らしながらのぼっていく。

夏山登山の感覚を徐々に取り戻しながらもくもくと登る。

神居尻山への稜線

神居尻山への稜線

階段の林を上りきると、やっと稜線の道へと飛び出す。

ここからは大パノラマの連続だ。

増毛山地をながめつつ

増毛山地をながめつつ

まだ芽吹かないだけかんばの隙間から雪をたたえた増毛の山々を背後に感じながら、深く切れ込んだ左右の谷をぐるっと回るように稜線は続く。

途中、途中、大小のこぶを越えていく急な坂道もある。

だが、そのこぶに乗ったあとの展望が疲れを癒してくれる。

IMG_4303

IMG_4295

趣味として登山を始めて、二年目になるが、夏山での規模は小さいがダイナミックな稜線歩きは始めての体験だ。

今、写真を見返しても気分が上がる。

山頂への急登を息を切らせながらゆっくりと歩いていると道警のヘリがぐんぐんちかづいてきた。

稜線上を旋回している。

遭難者でもでたのだろうかと一抹の不安を抱えながら、急坂を登りきり、

山頂が目の前のところまでくる。

ピンネシリが見える。

ピンネシリが見える。

遠くにレーダードームを携えるピンネシリと、Aコースの稜線上に建つ非難小屋。

この風景を見たくてここまできたのだ。

高所にある小屋をみるのも始めてなので、うれしくなる。

ニコニコしながら気分よく後は山頂を踏むだけと、歩みを進めていくと、山頂には4人ほどたっていた。

どこかのパーティかとおもいつつ山頂に到着をして、そのうちの一人と挨拶を交わす。

曰く、

BコースとCコースの間辺りで羆の発見があったとのこと。

そして、

先ほどから上空を旋回している道警のヘリは、女性二人の登山客が救助要請を出したために飛んできたとのこと。

その女性客は非難小屋あたりに居ることを山頂からも確認できた。

道警ヘリは稜線を旋回し、その女性客の上空でホバリングをし女性を吊り上げ、救助作業をはじめた。

IMG_4320

神居尻山救助作業

 

期せずして神居尻山からの山頂写真はヘリによる救助作業の光景も写ることとなったのだ。

道警ヘリは女性二人を回収しとびさっていった。

残された山頂の3人と私を含めた4人。

件の三人にはパーティではなく、別々にのぼってきた3人だそうで、羆の知らせがあり道警ヘリが飛んでいたことで、即席のパーティを組みBコースを使って下山をするとのこと。

私も誘われた。

今回の山行用にエスビットのコンパクトストーブとモンベルのクッカーを新調し山頂で湯を温めようとおもっていたのだが、どうやらそんな悠長な雰囲気ではなくなってしまっていた。

私も即席パーティに加わることを決め、下山を開始した。

パーティのリーダー格となった男性はこの山へはよく来ているようで、私を含めた残りの三人は始めてなので、彼の指示とペースに従い進んでいった。

初めての身内以外でのパーティだ。

途中途中休みながら山談義をしつつBコースをおりていく。

登山中もそうだったのだが、Bコースには羆の気配は微塵もなかった。

春先とはいえ、昼の1時くらいの真昼間。気温も20度をこえている晴れ。人里からはなれているとはいえ、治山の工事や自衛隊の演習が入っているこの山。羆がそんな時間に活発に動くとは思えない。

でも、発見報告があり、道警ヘリも存在を確認したようなので要ることはたしかなのだろう。

まったくもって穏やかな天気の中、羆の気配に注意をしながら4人で無事に到着できた。

帰りしな道民の森の管理人氏にねぎらいの言葉を受け、4人とも思い思いに車に乗り帰路についた。

撮影場所
北海道石狩郡当別町青山奥 神居尻山山頂
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★★★
撮影機材 CANON EOS KISS X2

 

千歳川と島松川の合流点

千歳川と島松川の合流点

 

、両河川とも恵庭・北広島地域ではかなり知名度の高い河川なのだが、その合流点はというとご覧のようにひっそりと静かなたたずまいをみせている。

IMG_4183千歳川の堤防沿いからは若葉が茂る河畔林にさえぎられ、その合流地点を見ることができまかった。

それではと、堤防まで降りてみるとなにやら河川改修をおこなっていた。

そのための工事用の臨時橋梁が島松川との合流直前にかけられており、今度はそちら側から合流点の写真を撮ろうと橋の上から、カメラをむけてみた。

 

 

IMG_4169

残念ながら、島松川側でも両岸には河畔林がたちそびえ春の若葉が元気に茂っていた。

ここから合流点のあたりに目を凝らしてみると、周りの木の茂り具合に比べると、まだまだ藪化していなかった。

まだまだ若葉が萌え始める春なのだ。

もう少しあとだと、足を踏み入れるのも躊躇してしまうくらいの藪になるだろう。

これはしたりと合流点の突端へと進み、撮った写真がTOPの写真となった。

踏み入れてみるとわかったことなのだが、島松川の岸辺まで一筋のふみ跡があった。

釣り人が少なからず訪れているのだろうか。

漂着したのか、置き捨てられたのかはわからないが少しのゴミも散見されていた。

突端まで潅木があり、なかなかすっきりとしたぬけのいい写真がとれなく、なんとかTOPの写真をおさめてこの合流点をあとにした。

おもったよりも地味な合流点であったのだが、

THE GATE
THE GATE posted by (C)ジプシー

工事用の臨時橋梁のゲートがいい雰囲気で無骨感をかもしだしていた。

この工事が完成したら一体このあたりはどう変わるのだろうか。

様子をみてみるとまだまだ終りそうにない工事状況なのだが、完成した際にはまたおとずれてみたく思う。

帰り道、河川敷に一輪だけさいていた、名前のわからない黄色い花に目を奪われた。

黄色い花
黄色い花 posted by (C)ジプシー

撮影場所
北海道恵庭市北島
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 CANON EOS KISS X2

小樽内川と張確越沢川の合流点

小樽内川と張碓越沢川の合流点

今シーズン最後のスキーを楽しみに、札幌国際スキー場を目指したのだが、現地に着き営業をまっていたところ、折からの強風のため、ゴンドラの営業が中止とのアナウンス。

しかたなく、国際スキー場を離れどこにいこうかと思案。

スキー場からほどなくした場所にある、春香小屋のある小樽内川奥林道をゆったりスキー散策をすることにした。

DSC_0676

今シーズン5回目のこの林道。

雪はまだ残っていた。

スキーを履きゆっくりと歩き始め、いままでいったことのない春香沢方面へと足を伸ばした。

川撮りをしようとはまったくおもっていなかったので、事前の下調べをせずに歩いていったのが、思いもかけず、春の増水したに勢いよく合流する河川の姿に目を奪われた。

カメラを取り出し、写真をとっておくことにした。

帰宅後しらべてみると、小樽内川に合流していた河川は、というらしい。

このあたりはわりと緩やかな台地上の地形に小さなピークが所々ある。そんな地形なので縦横に林道が走っている。もしかしたら昔から、小樽方面から定山渓へと抜けるための道としてしられていたのかもしれない。有名な銭函峠なんてのもこの地域にある。

「○○越え」という名称も、「○○峠」に近い意味合いを持っているのだろう。やや峠よりも難所としてのニュアンスが伺える。

道道1号で整備された朝里~定山渓間を結ぶ朝里峠、銭函の桂岡から定山渓へと抜ける林道として有名な銭函峠、この二つの峠に挟まれた格好できっと張碓越えなんて地名がつけられた山道があったのだろうか。ジオグラフィカに搭載されている地形図をみてみると、この張碓越沢川に沿う形で林道が札幌と小樽の境界の稜線のそばまできられている。

その先、小樽側にはいると一転険しく等高線がひかれており、その谷間に張碓川がながれていた。

もしかしたら、険しい張碓川を沿い標高を上げると訪れる札幌側の台地状の地を「張碓越え」といっていたのだろうか。

 

やちぶき・ふきのとう

やちぶき・ふきのとう

雪解けの水は林道を覆い始めあふれた水が作る湿地にヤチブキやふきのとうが春がきたとささやいているようだった。

 

撮影場所
北海道札幌市南区定山渓 小樽内奥林道
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000

豊平川と東砥山川の合流点~八剣山山頂より~

豊平川と東砥山川の合流点

 

ゴールデンウィークとなり、標高500m前後の山からはほとんど雪がなくなってくる。

もう少し標高の低い地点では木々の葉も茂ってくる。

札幌の山間にも遅い春が少しづつやってきた。

ここは山頂。ここから眺めたのは、豊滝と砥山の境を大きく蛇行をすると、そこにかかる橋の脇あたりに落ちる、八剣山を源流としたの合流点。

この山からはその豊平川の蛇行具合がよく観察できる。

去年も、この時期一人で八剣山に登っているのだが、今年は私を含め三人で登った。

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そのときの様子は、

ヤマレコに記載しているので、お目汚し程度にどうぞ。

撮影場所
北海道札幌市南区砥山 八剣山山頂
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★★★
撮影機材 NIKON D3000

 

旧軽川~桜景~

旧軽川~桜景~

 

4月も終りになりやっと札幌にも桜の便りが届く。

今年は、若干桜の開花がはやいようだ。

ゴールデンウィーク時期に咲く遅い春の使者とはいえ、やはり桜を見ると春の陽気と新年度への期待が毎年沸き起こる。

子供のころより刷り込まれた日本人の文化的背景なんだろう。

閑話休題

札幌にも桜の名所は数多くある。円山公園や、中島公園、モエレ沼公園などこの時期には桜を見るための人が沢山訪れる。

そんな古くからの名所や有名どころ以外にも、すばらしい桜並木を見せてくれる場所が多々ある。

特に流域の手稲区側、あたりは地域の人たちの尽力で川沿いの緑地にはそれは見事な桜の景色を見せてくれている。

今回訪れた、の旧軽川緑地周辺もそんな並木を見せてくれる穴場の桜スポット。

特にここの桜並木は、様々な桜が絶妙なバランスで目をたのしませてくれる。

旧軽川桜並木

旧軽川桜並木

 

旧軽川緑地

旧軽川緑地

三面コンクリート護岸で、河道さえもコンクリートに削られた人口的で味気ないたたずまいの旧軽川。しかしこの時期だけはこの形状が功を奏し、護岸壁の中に入り桜と川面に落ちる花びらとを、風の強い日でもゆっくりと楽しむことができる。

桜鏡

人ってのは贅沢なもので、普段は護岸された河を見るたび興ざめだのなんだのと毒づいてみたりしても、それに雅や美しさが加味された途端、色めきたつ。

そんな人の業を改めて感じてしまった、今年の花見行。

DSC_0649

 

撮影場所
札幌市手稲区前田 旧軽川緑地
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 NIKON D3000

石狩川マクンベツ湿原

石狩川マクンベツ湿原

 

の下流域。地名で言うところの石狩市の生振や船場町、美登位等々、現在は広大な農地が広がる札幌近郊の食料庫としてなくてはならない存在だ。

ところがこの地域、かつては北海道の三大湿原の一つとして数えられていた石狩湿原に覆われていたのだ。

もちろん湿地は農耕に適さない。

必然、人と自然との戦いが始まるわけだ。

生振捷水路、当別捷水路などで石狩川本流をショートカットし、がうまれたのをはじめ、この地には数々の用水・排水の水路が存在し、この広大な湿地の排水事業をおこなっていくのである。

その結果、石狩湿原は地名として消失し、現在の同地区の農耕地としての拡大がかなったのだ。

だが、その名残はある。

それが、ここマクンベツ湿原なのだ。

石狩川下流域の堤防内の馬鹿みたい広い河川敷に残されたこの湿原は、葦原とハンノキの林に覆われ、原初の石狩湿原の姿を垣間見ることができるのだ。

そして北国の遅い春の訪れとともに、この湿原には水芭蕉の花が咲き乱れる。

マクンベツの水芭蕉

マクンベツの水芭蕉

 

写真を撮るようになり、風景を撮りに出かけ、以前よりも季節の移りかわりに敏感になった。

花は季節の移り変わりを感じられる絶好なアイコンだ。

なので、行く先々で花を撮ってみたりしている。

水芭蕉は春の訪れを一番最初に感じさせてくれる。

昨年は手稲の星置緑地に水芭蕉目当てで訪れたし、山に登っていったときも、道沿いの湿地に水芭蕉をみかけたりして、そのたびにカメラを向けたり見ほれていたりしていたのだが、このマクンベツ湿原の群落は見事なものだった。

広いハンノキの林の中に水芭蕉がそこかしこに密集しているのだ。圧巻だった。

石狩湿地がもっと広大だったときはもっともっとすさまじい景観だったのだろうか。

マクンベツ湿原の中には木道が敷かれており、ハンノキの林、葦原、の湿原の植生を堪能できる散歩道となっている。

この木道をずっとあるいていくと、雪解け水によって水かさが増している石狩川本流を見ることができた。

DSC_0576

マクンベツ湿原木道をぬけて石狩川へ

 

春の霧の向こうにかすんで見える対岸にこの川の大きさを感じた。

撮影場所
石狩市船場町
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000