豊平川と白井川の合流点

豊平川と白井川の合流点

これで、2013定山渓道中記は終ります。最後はこれまた定山渓の紅葉景勝地、錦橋から撮影をしたの合流点です。

ちょうどこのあたりは一の沢ダムによってさえぎられるあたりなので、水の流れもかなりゆったりとした感じになっていますね。写真手前から流れているのは豊平川で砂州の向こうに見えるのが白井川になります。まだ緑の葉を残した木々もありますが、この時雨橋の歩道の上には

こんな感じで落ち葉がしきつめられていました。

そして橋の反対側から定山渓温泉を眺めてみると、

定山渓 時雨橋より
これまた良い感じの紅葉を眺めることができました。さすが錦秋を楽しめるスポットとしていろんな情報サイトや情報誌に載るだけのことはありますね。

ひとしきり合流点をめぐったあとは、

定山渓二見公園の遊歩道をゆっくりバウと散歩してきました(^^

撮影場所 札幌市南区定山渓温泉東1丁目61 錦橋
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 SONY CyberShot W-170

小樽内川と木換沢川の合流点

小樽内川と木換沢川の合流点

2013定山渓道中2つ目のエントリーは大都市札幌の水がめともいえる定山渓ダムによってできあがったダム湖、さっぽろ湖の第一展望台から眺めるの合流点です。

この小樽内川、なぜ小樽の名がついているのかが不思議ですし、実は小樽内川という名所は、の以前の下流域、現在のから河口へかけての部分が小樽内川とよばれていました。 しかもこの川、現在の小樽市の区域内は一切流れておらず、あえて小樽にかかわりあるとしたら、この川沿いを走る道々1号線が小樽へと通じる道であることくらいでしょうか。源流部も地図からは奥手稲山あたりのようにもみえますしね。でも、きっとこの名がついたということは、何らかの理由があるのでしょうね。それよりもこの川と定山渓ダムによって札幌の水資源を享受できているということが大事ですよ(^^。四季を通じてすばらしい景観を眺めることもできますし(^^

定山渓湖天狗岳とさっぽろ湖

定山渓湖天狗岳とさっぽろ湖

この展望台からさっぽろ湖の対岸をみると定山渓小天狗岳を望むことができます。この写真の右端の雲の上に山頂をのぞかせている山です。こうみると、ほんとに天狗でもでてきそうですね(^^。いつか天狗にあいにのぼってみたいな~~。

 

 

撮影場所 札幌市南区定山渓 さっぽろ湖 第一展望台
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 SONY CyberShot W-170

白井川と小樽内川の合流点

白井川と小樽内川の合流点

前回のエントリーの小樽内川と木換沢川の合流点からダムを下るとと合流します。

白井川は余市岳に端を発し札幌川へと流れる代表的な川で、登山をやっている人や、渓流釣りをやっている人、沢歩きをする人たちにはとてもなじみの深い川です。地図を見ると一見豊平川の本流にも見えそう規模で豊平川支流の中では大きな川なのです。この川の中流域にあった豊羽鉱山が現役だったころにはまだ知名度がたかかったかもしれませんが、今では豊羽鉱山も閉山となってこの川沿いに走っている道道95号線を利用するのは、道路の管理の人か豊羽鉱山跡を管理している人かよほど趣味人しか居ないとう状態なのでしょう。

この写真は時雨橋という定山渓紅葉の景勝ポイントから撮影しています。なかなか素敵な景観でみていて飽きない風景でした。

ところで、実はこの時雨橋から小樽内川方向へ崖をくだるための踏み分け道があったりするのです。そこから撮った写真が、

小樽内から白井川へ合流点を望む

小樽内から白井川へ合流点を望む

ここまでおりるのにはちょっとした崖を下るのですが、急な場所にはロープがさがっていました。もしかしたら渓流釣りを楽しむ人たちが小樽内川や白井川に入渓するために自前で用意したのかもしれませんね。

ちょっとした穴場ポイントを見つけた気分にはなったのですが、写真の出来をみると撮影ポイントとしては時雨橋から撮ったほうが綺麗に撮れますね。

撮影場所 札幌市南区定山渓933 時雨橋
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 SONY CyberShot W-170

豊平川と定山渓第一沢川の合流点

豊平川と定山渓第一沢川の合流点

今回から4エントリー分は昨年の10月20日に訪れた札幌の有名温泉地定山渓近辺の合流点のご紹介です。

まず1つ目は、定山渓温泉を俯瞰で眺めることができる定山渓大橋から撮影をしたの合流点近辺です。定山渓第一沢川は国道230号線をすぎたあたりから暗渠にはいり、このあたりで豊平川左岸で合流しているのですが、この写真だとちょっとわかりずらいかもしれませんね。紅葉に染まる定山渓温泉の写真ということでご容赦ください(汗;

ところで、ここ定山渓に実は滝が二つありまして、二つとも人口の滝なのですが、そのうちの一つ

定山渓湯の滝

定山渓湯の滝

定山渓湯の滝にもこの日はおとずれました。湧いている温泉を流している滝なのですが、流量もなくイマイチなかんじでした、、

今度機会があればもうひとつの滝白糸の滝でも覗いてみようかと思います。

撮影場所 札幌市南区定山渓 定山渓大橋
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★★
撮影機材 FUJI FinePix S9100

石狩川と篠津川の合流点

石狩川と篠津川の合流点

今回のご紹介ポイントはの合流点です。風がつよかったので、奥に見える石狩川の川面は海のように波立っていました。

篠津川は地図を見るとわかるように中流域からくねくねと曲がりくねってここまで流れてきています。かなり昔の流路をのこしているように見えます。

ただ人の手がはいっていないかというとそうでもなく、江別の中島地区にある中津湖あたりがむかしの合流点のようで、そこから一旦北上させて、をあわせてから再度南下し石狩川に合流を果たします。

しかし堤防内の様相は、かなり原始河川の様相で石狩川との合流点を見渡せる場所は、この写真のポイントがぎりぎり近い場所になります。

何箇所かさがしてみたのですが、ほとんどが藪にさえぎられており川面までたどり着くことままならず、対岸の堤防から藪刈りがおこなわれたところをみつけてなんとか川面までは到達できたのですが、あたりを潅木にさえぎられ、合流点を目にすることができませんでした。人の踏跡を拒むかのような篠津川のご紹介でした。

雨雲境界

昨年の10月27日にこのポイントはおとずれており、機材の性能と天気のおかけでイマイチぱっとした写真がとなかったので、今回改めておとずれました。
おまけ
フラノ紅葉エクスプレス

今年のフラノ紅葉エクスプレスはキハ183系改造車のクリスタルエクスプレス車両

江別の石狩川沿いを訪れるときはわりと立ち寄る江別防災ステーション駐車場で撮り鉄をしてきました(^^

撮影場所 江別市八幡124−46
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

ラウネナイ川とうらうちない川の合流点

ラウネナイ川とうらうちない川の合流点

今回のエントリーは昨年の10月14日訪れたの合流点です。

うらうちない川、、、、なんか覚えにくい名前ですね。由来はひらがな表記ですが、北海道の川に多いアイヌ語語源のウライ・ウシ・ナイ(簗がある川)となります。河川規模は短いですが石狩川水系の一級河川指定区間があります。その流域には、写真にうつっている札幌ドームの敷地もあります。そんなこんなで、この日の散歩ルートは札幌ドームへといってみました。

秋空
札幌ドームの野外競技場を一周しながらバウとの散歩をたのしんでみました。

運動会・・・・のつもり?
運動会・・・・のつもり? posted by (C)ジプシー

こんな風に元気に走り回るバウをみていると楽しくなります(^^

札幌ドーム内には絵になりそうな建造物もたくさんあり、写真をとってあるいてみました(^^

朝日
朝日 posted by (C)ジプシー

撮影場所 札幌市豊平区月寒東2条16丁目1−70
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 SONY CyberShot W-170

ポンノッポロ川と西野幌川の合流点

ポンノッポロ川と西野幌川の合流点
今回のエントリーは昨年の10月12日に撮影をしたの合流点です。

写真左から流れ込んでいるのが西野幌川で本流がポンノッポロ川となります。西野幌川は普通河川で、河川名が載っている地図がなかなかすくなかったりしています。普通河川は札幌市の河川分類のページにも名称がのらないので、名前を特定するのがなかなか大変なのですが、この西野幌川は橋に河川名称がのっていましたので、名称の特定も難しくありませんでした。この両河川当然野幌原始林から端を発しています。そしてこの地域は住所の通りテクノパークといって、札幌市が積極的にIT関連企業を誘致し札幌のシリコンバレーを作ろうとした地区でその思惑通り、大手IT系の有名企業がたくさん軒を並べています。おなじように、札幌市がIT企業の誘致をしようとした場所はほかにもあったのですが、このテクノパークが唯一の成功例なのではないでしょうか。

また写真の場所はしもみじ台緑地の一部でなかなか良い散歩道です。写真にうつっている橋の下を超えると、

此岸と彼岸
このようにちょっとした庭園風の遊歩道があったりして、お勧めの散歩道ですよ。

撮影場所 札幌市厚別区下野幌テクノパーク2丁目3−1
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 nikon COOLPIX2500

元野幌川と屯田川の合流点

元野幌川と屯田川の合流点

今回のエントリーは昨年の10月5日に撮影をしたの合流点となります。

手前から流れてくる元野幌川。流路を地図でたどっていくと江別西インター付近でその流路の始まりを示しています。しかし、そこからまだ上流をたどってみると、野津幌川に行き当たります。wikipediaで調べてみると、20世紀の前半まで、豊平川に直接注いでいたとの記述があり、 豊平川はというと20世紀前半のころは現在の旧豊平川世田豊平川の流路をたどって石狩川に流れ込んでいました。そしてこの元野幌川が注ぐのは世田豊平川です。ここまで条件がそろいさらに野幌の名前から察するに野津幌川の旧流路だったのではないかとの推察ができます。ただ、ここの地域名も元野幌なので、ただ単純に地域名を取った河川名なのかもしれません。インターネットではこの元野幌川の出自に関しての記述はなかなか探しきれませんでした。これ以上の真相を探ろうとすると江別地史とか江別の古地図が必要になってきますね。

そして屯田川。 江別は元々屯田兵による開拓と北越殖民社による開拓の2大開拓勢力によって拓かれてきた地です。野幌という地域名はどちらかというと北越殖民社の手がはいっている場所がおおいのですが、その地域名を冠した川に屯田の名を冠した河川が注ぐって言うのもなかなかロマンを感じられますね。

そういえば、どこの出版の地図川はわすれましたが、この合流点から下流を屯田川として表記しているものを見かけた気がします。

なんてことをかんがえながら歴史に思いをはせる川歩きをした2013年10月5日なのでした。

野菊のフォトフレーム

おまけ。元野幌川の川端に咲いていた野菊

 

撮影場所 江別市元野幌968
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 nikon COOLPIX2500

豊平川と北白石川の合流点

豊平川と北白石川の合流点
今回のご紹介は、のすすきの原の向こうで合流するです。

このポイント、写真に写っているとおり、豊平川の河川敷をゴルフ場(ショートコース)として北白石川もそのコースの一部として活用しています。初めて訪れた時は面白いことを考えたもんだなと感心しました。周辺には白石の清掃工場がありまた近くを雁来大橋が豊平川をまたぎ、札幌のはずれの元湿地の割には人の行き来もアクセスも良い場所なのですね。そこに緑地帯をつくり市民の憩いの場としていったようです。豊平川の右岸域の緑地帯はここから延々と真駒内川との合流点あたりまでつづいていきます。札幌市が描く河川と人とのかかわりの象徴ともいえる場所なのでしょうね。

ここの住所なのですが、豊平川右岸域なので、そのまま白石区内かとおもっていたおもっていたのですが、調べてみると、東区に属していました。区の境界線は、豊平川の昔の川道である旧豊平川でわかれていたのです。多分昔の白石村と雁来村との境界がそのまま継承されているのでしょうね。

ところで、トンネ川とポントンネ川の合流点での撮影から携帯CA007からNIKONのコンデジ COOLPIX 2500に持ち替えて写真をとってきたのですが、この日からSONYのコンデジ、CYBER SHOT DSC-w170も持って歩くようになりました。その初ショットがこちらです。

なかなかいい夕景をとれたなぁと、帰宅してからほくそ笑んだのを覚えています。(^^

撮影場所 札幌市東区東雁来町257
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON COOLPIX 2500

旧琴似川と丘珠川の合流点

旧琴似川と丘珠川の合流点
今回は北区の東端にある百合が原公園の脇をながれてくる東区と篠路地区を結ぶ篠路通りにそってながれるの合流点のご紹介です。

旧琴似川は、もちろん琴似川の旧川道ではあるのですが、その水系を新川の開削以降たもとを分かち、琴似川は琴似発寒川とともに新川水系を形成する河川となり、旧琴似川は新川開削以前と同じようにへその水を預け、石狩川水系となっています。

現在の旧琴似川は、北50条東10丁目の栄緑小学校あたりを起点としてそれほど多くない水を流していますが、新川開削前までは琴似川下流域として、一旦大友堀~寺尾堀(の前身)と合流し、伏籠川へとながれていました。その後の新川開削によって取り残されたのがこの旧琴似川です。

写真をみても、またこの旧琴似川の成り立ちをみても、それほど流量の多くない川なのではと想像するのですが、ここの少し下流にに流れをわけている所を見ると、それなりに治水の必要性のある河川なのがうかがいしれます。旧琴似川自身ではなく~伏籠川の増水時にこちらに水を流す役目もあるのかもしれませんが、、。

そんな旧琴似川と丘珠川の合流点にはちょうど百合が原公園が横たわっています。

この時期の百合が原公園は、コスモスやキバナコスモスが見ごろとなり、その中を公園を周回するリリートレインが走る光景をまったりみることができます。

天気のいい日にはゆったりと訪れて散歩をしたい空間でもあります。

撮影場所 札幌市北区百合が原公園
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON COOLPIX 2500