カテゴリー : 札幌市

豊平川と観音沢川の合流点

豊平川と観音沢川の合流点
今回の藻岩ダム周辺紀行のラストです。手前を流れる川が。流れ込む先がです。

藻岩ダム施設の横の道路をとことこと車ではしっていくと、車一台が通れる程度の林道となります。1~2分その林道をはしると、

観音沢林道入口

観音沢林道入口の人林ポスト

観音沢林道のゲートに突き当たります。

まずは、林道へ入らずに林道わきの踏みあとを見つけけて、せせらぎの音のする谷間に降りて行きます。この時期背の高くなった夏草と前夜までの雨のおかげで若干ぬかるむ場所もある踏みあとをせっせと歩いていきます。以前ならすごく不安になるような場所でしたが、昇龍の滝への藪こぎを経験したあとだと、踏み分け跡があるってだけでものすごく安心感がある道中でした。ところどころ法面が崩れ気味のところがありましたが、きにしないきにしない。

そうすると、

観音沢不動の滝の終点

観音沢不動の滝の終点

観音沢川にたどり着きます。そしてちょうど観音沢不動の滝の終点にもなります。たどり着く前までは、ここの滝下に出れば、豊平川への合流点が垣間見えるかと予想したのですが、、、。

残念。

写真の通り観音沢川はこのあと左に進路をとっていくのです、、、、。

この沢沿いの沢上をみてみると、う~~ん。。すこしだけ踏みあとがある、、、。

ちょっとだけおりてみました。不法投棄の使い古しの家電なんかがあって、人がたちいったあとがありました。

その先は、、

と、じっくり目を凝らしてみると、なんとな~~く、藪の中に踏み分け道があるようです。しかもここの藪、背があまり高くありません。笹は大体腰くらいまで。密集度も低く、生えいている木々もそれほどぎっしりではありません。

いってみよう!!

と、いうことでわずかな踏み分け道を軽い藪こぎをしつつくだっていきました。見通しもわるくないので、それほど難儀することなく先の合流点へとたどりつくことができました。 すこしは山歩きスキルがあがったのかな。

で、満足しつつ先ほどのゲート前までもどってきたのですが、せっかくなので観音沢林道へ入林して観音沢不動の滝の上流部もみようかと歩みを進めました。当然入林ポストにはしっかりと名簿に記載してきましたよ。入林名簿をみてみると散歩目的の人が多いようでした。観音沢林道をてくてくと5分ほどのぼっていくと、谷間にみえてきました。観音沢不動の滝!ちょうどいい場所にこれまた踏み分け道をみつけたので、いざ谷間へ!

観音沢不動の滝上流部

観音沢不動の滝上流部

いいですね~~。豪快ですね~~。滝の豪快さって垂直瀑で感じることが多いのですが、川幅が広く川幅いっぱいに流れるナメ滝も豪快さと爽快さを感じられます。この観音沢不動の滝、先ほどの最下部からこの写真の最上流部まで結構な距離(落差)があるのではないでしょうか。渓流瀑なので、地図には滝マークはついていないようですが、一度は訪れてほしい爽快な滝です。

撮影場所 札幌市南区簾舞432
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000

豊平川と簾舞川の合流点

豊平川と簾舞川の合流点
藻岩ダムの施設の横を山側に向けて少しだけ車を走らせると、の合流点を見ることができます。

ここもダム施設の敷地内になっているので、フェンス越しからの撮影とまりました。対岸に行けばフェンスに邪魔されることなく簾舞川の合流点を見ることができるのでしょうが、今回はこのポイントの奥にまだ撮ってみたいポイントがあったので、こちら側からの撮影といたしました。

川の流れをみると豊平川上流域に流れこむ川にしてはめずらしく川幅もゆったりとした流れになっています。

この簾舞川のポイントをほんの少し上流にいくと

旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)

旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)
2014年1月撮影

札幌市指定有形文化財の旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)があります。上の写真は今年の冬にこの近辺におとずれたときに撮影したものです。

旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)

旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)室内

このように、明治開拓期の生活を保存展示している施設となっています。当時あった場所からは移築はされているようですが。元ある場所からはそれほど離れていないはずです。

この近辺現在は付近の住民の生活道路として機能していますが、明治の開拓期には札幌から定山渓を経て有珠へ往来する旅行者や、荷物を運ぶ人馬の宿泊・休憩所としてこの簾舞通行屋を中心に栄えていたようです。

地形図をみてみると簾舞川は藤野の山並みを抜けた後は左岸にある丘陵に沿うように流れここまでながれているので、多少の改修はあったかもしれませんが、簾舞通行屋が健在だったころからもその時から変わらずこのあたりを通る旅人達を見守りながらゆっくりとながれていたのでしょうね。

 

おまけーー

撮影ポイントに落ちていた蛇の抜け殻

撮影ポイントに落ちていた蛇の抜け殻
実は、私蛇の抜け殻ってはじめてみました。
抜け殻を財布に入れると金運がよくなるっていうのを家に帰ってきてから思い出しました。。
もってくればよかった、、。

撮影場所 札幌市南区白川1814−227
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

豊平川と東御料川の合流点(藻岩ダムの横滝)

豊平川と東御料川の合流点
今回は札幌の電力の一大供給源としてにそびえる藻岩ダムの周辺域にある3つのポイントを撮影にいってまいりました。

まず一つ目は、との合流点です。

写真中央に見える滝がちょうど東御料川のが豊平川に流れ込む地点になります。インターネット上では藻岩ダムの横滝として紹介されることの多い流れです。渇水期になると流量がへり落ちているかどうかもわからないほどの流れになるとの話しですが、8月のこの時期でこのような見事な瀑布をみせてくれていました。理由は流れ落ちる先の豊平川の水の色をみていただくとわかるように、前日くらいまで天候がかんばしくなく、雨が降っていたおかげのこの景観です。

藻岩ダムの施設敷地の中は一般開放されていないので、フェンスごしの撮影となりました。写真をみていただけるとわかりますが、うっすらとフェンスの網目の緑がみえていますよね(笑。

ネットでの紹介ですとこのようなアングルでの写真はあまりなく、近くの橋から撮ったであろう写真が掲載されていることが多いのですが、その近くの橋ってのが御料橋でこの橋は現在通行止めどころから立ち入り禁止となっています。近くに新しい橋ができていてそこが藤野地区と白川地区の連絡橋になったので、御料橋は用済みとなっていったのでしょう。

なので、藻岩ダム施設ギリギリのフェンスまで寄っての撮影となったのでした。フェンスがなければもっとよく寄れたとは思うのですが、大事な施設なのでしょからいたしかたないですね。

撮影場所 札幌市南区白川1814−227
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と有明第1沢川の合流点

厚別川と有明第1沢川の合流点
有明地区の4つの沢川のうちの1番目の名前のついた、に合流するポイントです。

ここは札幌ふれあいの森に沿って厚別川が流れている場所になります。ふれあいの森は9時から開場らしく、今回はよれませんでしたが、今度たちよってみようかなと施錠のされたチェーンがまかれている橋のゲートから公園内を見たときに思いました。距離スキーで有名な白旗山の入り口でもあるようです。機会があればバウとのぼってみようかな。。。

早朝の厚別川の堤防沿いは虫たちもこれから活動を始める直前のようでいたるところで羽休めをしていました。

道中みつけた蝶?蛾?

道中みつけたクジャクチョウ。。かな?

あまり虫に詳しくないのでなんて種類かはわかりませんが、こんな風に道路上で堂々と羽休めをしているのです。ほかにも蜂やトンボや、いろんな虫たちがいました。さながら虫たちの楽園のようでした。
あっ、そういえば水辺沿いなのに、今回は刺す虫がいませんでした。たまたまかもしれませんが、よかったなー。

撮影場所 札幌市清田区有明343
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と有明第2沢川の合流点

厚別川と有明第2沢川の合流点
今回は朝霞の中のの合流点です。

この写真からはあまり見えないかもしれませんが、写真右奥に有明第2沢川の合流点があります。

第2とついているくらいですから、第1もありますし、第3、第4もあります。

前回ご紹介した、も昔は五号ノ沢と呼ばれていたようですので、この有明第2沢川も時がたてばもしかしたら番号名ではなく違った名前がつくのかな??。

この沢は有明の滝自然探勝の森の中を流れてきています。もっと奥にいくと自衛隊の有明演習場があり、そこにも流れを持っています。そして、この場所から有明第2沢川沿いに設けられている自然遊歩道をひたこらと森歩きをしていくと、

有明の滝

有明の滝

この探勝地の名前にもなっている有明の滝があります。駐車場からは沢上をあるいていくわけなのですが、途中から沢づたいに散策路が整備されています。むせぶような森の香りと夏の湿気の中を歩いてきたとは思えないくらいに沢に入ると涼しい空気にまとわれます。もわっとした夏の空気の中を歩いてきた身にはとても効果てきめんしゃっきりすっきりとなりました。なかなか涼める場所でしたよ。ただ刺す虫がうようよいるので、その点さえ気をつければですけどね。

ちなみに、この滝の写真と合流点の写真は、合流点は早朝、滝は日中と違う日時に撮っています。

 

 

撮影場所 札幌市清田区有明376
アプローチ難度 ★★☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

中の沢川と左中の沢川の合流点

中の沢川と左中の沢川の合流点
8月にはいってから北海道らしくない晴れ間もすくなく蒸し暑い日々がつづきました。
そんな日はちょっと山の中に涼みにいってみましょう。

と、いうこと訪れたのは南区中の沢のの合流点です。

南区の北西部の採石場として有名な砥石山山麓のこの地域、南の沢、北の沢とあわせて昔は八垂別といわれていた地域だそうで、多くはありませんが、この地域でも八垂別の名称を聞くこともあります。そんな中で一番有名なのが、左中の沢川の上流部にある、八垂別の滝ではないでしょうか。

八垂別の滝

八垂別の滝

小さいながらもしっかりとした滝つぼもあるこのナメ滝、初めて見たときは流れ落ちる渓流瀑の部分とその後の渓流の部分のバランスのよさにしばし見とれたものです。(アシリベツの滝)のような豪快な滝もみていてスッとしますが、箱庭的なバランスのこういうナメ滝もいいものですね。

2013年9月撮影

2013年9月撮影

このポイント、昨年も訪れています。

露光の調整を間違えたようで、なんだかイマイチな写真になってしまっていたので、今回改めて撮影にいきました。

 

撮影場所 札幌市南区中ノ沢1812−794
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

厚別川と吉田川の合流点

厚別川と吉田川の合流点の合流点のご紹介なのですが、実はこのポイントは確度がひくいといわざるえません。

吉田川流路=

北海道札幌市豊平区羊ケ丘にある北海道農業研究センター敷地内に源を発する。清田区北野と豊平区月寒東の境界を北東へ流れ、暗渠となり白石区に入る。厚別川に合流する。(引用元 wikipedeia 吉田川)

とwikipediaでは記載されていましたが、場所までは特定されていません。

いつも川歩きのお世話になっている川の名前を調べる地図では、流路を月寒川に合わせていました。

いつも使う二つの情報源が違う場所をしめしているのです。

ではなぜ、私はここを合流点としたのか。

それは、札幌市のピックアップ河川の吉田川の案内ページに書かれていた地図と、暗渠に入る前の吉田川周辺の地形図を参考にここと特定しました。

暗渠にはいった川の上にはだいたいたは規模を問わず道がつくられています。月寒東5条と北野6条の境で暗渠にはいるわけなのですが、東北通を挟み栄通21丁目あたりの斜め通りがちょうどこのポイントと符号するわけです。たしかURLは忘れましたが、同じような推測とともにその上を歩いていたブログを見たこともあります。なので正確性は低いですが、ここを私のブログでは厚別川と吉田川の合流点としました。

ちなみに、厚別川をまたぐ橋の上からもこのポイントを見ると、

虹の橋から

虹の橋から厚別川と吉田川の合流点を眺める。

このような風景になります。しっかりと川が合流していますね。

こんな感じで川の流路を想像しながらの川歩きってのも推理クイズみたいでたのしいですね。

 

厚別川と吉田川の合流点

厚別川と吉田川の合流点
昨年12月撮影

ちなみに、昨年の12月にもここを撮影しています。これはこれでいい写真かと思うのですが、今回のブログの紹介写真は横構図にしておこうという自分縛りをつくりましたので、改めて撮りに行きました。

 

撮影場所 札幌市白石区栄通21丁目10−10
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 SIGMA DP2

豊平川と北の沢川の合流点

豊平川と北の沢の合流点
暑い日が続く札幌です。札幌の母なる川はこの時期になってくると水もちょうどいい温度に温み流量もぐっとへります。豊平川で川遊びをする人もふえてくる季節です。

そこで朝早く私も豊平川との合流点へのアドベンチャーとしゃれこみました。

実はこの写真、豊平川につかりながら写真を撮っています。さらにこのポイントまで行くためには先ほどのエントリーの真駒内川との合流点から豊平川左岸の堤防内にはいり上流へ向かいます。河畔の草原におりてからは護岸コンクリをたよりに北の沢川の流路をみつけ川の中を歩いて下ってたどり着いたのです。合流点も北の沢川側は滝状となっており、河原もごつごつとしたやわらかい砂岩の塊になっていてかなり野趣あふれる趣でした。ちょっとしたジャングルクルーズ気分です。

北の沢川の鴨

北の沢川遡行途中に出会った鴨

北の沢川遡行途中に出会った鴨の写真なのですが、この鴨もこんなところに人がわけいるなんて思ってもいなかったのでしょう。ちょっと面喰ったように、仲間に侵入者のことをしらせ、写真右に写っている草原の岸をこっそりと上流へと泳いでいきました。私が彼らに危害を加えるような気はまったくなかったことが伝わったのか、飛び立つこともなくこそこそと移動していったのです。

捕食関係にない野生動物同士のすれ違いってこんな感じなのかなと思える不思議な体験でした。

撮影場所 札幌市南区川沿1条1丁目―1
アプローチ難度 ★★★★★★
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000

豊平川と真駒内川の合流点

豊平川と真駒内川の合流点
暑い日がつづく札幌です。こんな日はちょっと早起きをして川歩きでも。ということでいってきました。の合流点です。

写真の右奥からながれてくるのが豊平川、左奥から流れるのが真駒内川です。

この合流点のそばにはオリンピックで有名な真駒内アイスアリーナのある真駒内公園や小学生たちの見学研修なんかで有名なサケの科学館なんかがあります。こんな施設があるのですから、もうすこし季節が下るとサケの遡上なんかも見られるような場所です。

実はこの真駒内川、この周辺を2年前の2012年9月にヒグマが歩いていたのをNHKのカメラによって撮影されました。ご覧のように真駒内川は河畔林がうっそうとしげっており、この状態のまま上流の空沼岳方面まで続いています。野生動物にとっては身を隠す場所が豊富なちょうどいい回廊となっているのですね。クマにとっては好奇心?はたまたテリトリーの拡充行動?新たテリトリーの確保行動?だったりしてるのでしょうが、大型の野生動物が人の領域に立ち入るとあまり幸せな結果は生まれないことは火をみるより明らかなので、できればおとなしく山の中でのんびりしていてほしいものです。

 

撮影場所 札幌市南区南39条西10丁目1−60
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

琴似川と界川の合流点

琴似川と界川の合流点

今回は札幌市の中心域にて合流を行うのご紹介です。

写真中央にうつっている檻のような施設が琴似川が地下に入る場所であり、札幌市の環状線の地下を流れてくる界川と合流をしにいくポイントでもあります。檻の手前に土砂がたまっているのが見て取れるように河川はその流れとともに川底の土砂も流れていきます。それが暗渠にはいっていくと暗渠内の保守にも大変な影響を及ぼします。そういった意味でも文字通り水際でそのリスクを軽減するための施設になるのですね。

琴似川は一旦暗渠にはいったあと再び北20条あたりで地上に顔をだしへと向かっていきます。ただ都心部を流れる川の常としてこの琴似川も紆余曲折を経て現在の流路となっています。

新川開削以前はそのまま北上し伏籠川へと合流をおこなっていました。その後創成川の元となる大友堀、寺尾堀が開削され麻生付近で合流をさせ、またさら琴似川自身の流路を変え、伏籠川との合流点をもう少し下流へと導きその部分琴似新川と呼びました。取り残された川道は現在のとして残っています。その後新川が開削されると、流れを分断し琴似川を新川へ合流させ、取り残された川道は琴似新川の部分は創成川の一部なったそうです。

やはり都心部を流れる川ってのは紆余曲折を経るのですね。

昨年8月撮影

昨年8月撮影

 

この地点も昨年8月に撮影を行っています。雨の日かつ携帯写メでの撮影でしたので、イマイチの写真でしたので、今回改めて撮影をおこないました。

 

撮影場所 札幌市西区二十四軒1条4丁目1−2
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★☆☆☆☆
撮影機材 nikon D3000