カテゴリー : 札幌市

冷水沢川 ~札幌岳 登山~

冷水沢川

最近の当ブログは、合流点のご紹介よりも、河川そのもののご紹介をすることが多くなってきました。

iPhoneのGPSアプリのGEOGRAPHICAを使用するようになって、その傾向がどんどん多くなってきました。

まぁ、山登りも趣味として定着してきたのが要因の一つであることは否めないです。

と、いう前置き&言い訳をしつつ、今回紹介するのは、豊平川の上流部、豊平峡のすぐ下あたりで合流する、のご紹介です。

割と深めの淵(膝上くらいの深さ)を持った小滝風の流れ、なんともいやされますね。

この写真の撮影ポイントは、札幌50峰の札幌岳へと向かう登山道、冷水沢コース上にあります。

このコースは その名通り、冷水沢沿いを上流につめて、途中から尾根へと乗るコースです。

冷水沢に沿って歩いていく途中何度も渡渉をし、川好きの私としてはかなり楽しめるコースなのです。そしてTOPの写真はコース中の最終渡渉ポイントとなります。そして、コースは丁度中間あたりとなる、冷水小屋へと向かうわけなのですが、この小屋名前の通り、冷水沢の源流部にたっていて、湧き水その風格と冷水沢の湧き水で登山者の絶好の休憩ポイントとして親しまれているのです。

そうなんです!

この冷水沢小屋は、冷水沢川の源流部にあるのです!!

当初の計画では、今回の撮影POINTは冷水沢川と冷水小屋を撮ろうとおもっていました。もちろんきちんととってきました。

ひっそり山小屋

これは、これで、いい感じに撮れたかとは思うのですが、冷水沢の流れがちょろんとしかみえなかったのと、TOPの写真のほうが、いい感じに撮れたので、今回のTOP写真は冷水沢最終渡渉地点としました。

というわけで、札幌岳の山行レポートへとします。

ルートは以下の通り。

スタートは豊平峡ダムのゲート脇にある、登山者用駐車場です。豊平峡はいつか機会を作っていこうとおもっていますが、今回は札幌岳へと向かいます。

スタート

スタート

登山口

登山口

天気は低めの雲がさがり、かるくガスがかかりそうな雰囲気です。前回の手稲山山行でも眺望をえられませんでしたし、最近晴天にめぐまれませんが、冷水沢沿いを歩くってことで、私のテンションはうきうき気分です。

序盤の登山道は草かぶりが散見されているところもありますが、平坦に近く良く整備されている登山道です。

序盤の見所は、整然と並ぶカラマツ林です。

カラマツ林

カラマツ林

ガイド本などでは、不評のようですが、私はカラマツ林を歩くのがとても好きです。カラマツの落葉が敷き詰められている道は上質のウッドチップ路のように歩きやすく、整然と並ぶカラマツの景観はとても気持ちのいいものです。見てよし歩いてよしの大好物の道なのです。

こんな気分のよい道をあるいていくといよいよ冷水沢川の第一渡渉地点となります。

第一渡渉地点

第一渡渉地点

いいですね~。

このせせらぎ感。 わりと勢いのある水がザーザーとながれています。融雪期もそろろ過ぎるころなので、川の流れ自体はそれほど、期待していなかったのですが、予想は裏切られ、ご覧のようにいい感じで川はながれていきます。

左岸へと渡渉をすると、道は、

鬱蒼とした登山道

鬱蒼とした登山道

こんな感じの鬱蒼とした登山道となります。

沢沿いなので、藪蚊やブヨにおびえながら進むことになるのですが、いい感じの川のそばなので、いや気分はおきてきません。

冷水沢の気持ちのいい音を聞きながら、第2渡渉地点につきます。

第2渡渉地点

第2渡渉地点

う~~ん  (o・∀・)b゙イィ!

苔むした感岩といい感じで水を落とす渓相!癒されます。

中規模河川の渓流具合にここまで近づいていけるルートは手稲山の乙女の滝ルートくらいしか歩いたことがないので、もう気分はホクホクです。

ここまでの渡渉は橋や橋らしき丸太がかけられていましたが、次の第三渡渉地点は、枝沢を渡るので、

第三渡渉地点

第三渡渉地点

こんな感じで倒木を利用した渡渉ポイントとなりました。それほど深くもなく石もあるので、この丸太がなくとてもわたれるかとは思いますが、しっかりと利用させていただきます。

程なくして次の渡渉地点にいきあたります。

第四渡渉地点

第四渡渉地点

この第四渡渉地点を渡ると、道は高度を少しだけ上げるように傾斜がつくのですが、その傾斜へ入る直前に先ほどわたった枝沢が湿地のようになたたずまいを見せてくれます。

第四渡渉地点後の湿地

第四渡渉地点後の湿地

これまた癒されます。しかし飽きない道です。

ややしばらくいくと、登山道は、管理林道と出合います。

管理林道との出合い

管理林道との出合い

管理林道を過ぎると傾斜は徐々にましていきます。

枝沢の第5渡渉地点をすぎると、

第5渡渉地点

第5渡渉地点

こんな具合に道は険しさを増します。

木の根の階段

木の根の階段

道はは沢型をトラバースするような形になっていきます。若干片斜面になり少し注意が必要になってきますが、

最終渡渉地点

最終渡渉地点

最終渡渉地点に行き会いました。ここは、橋はもちろん、丸太もわたっていなく、川の中の飛び石をたどることになるのですが、靴を少しだけぬらす程度で渡れます。私はこの景観に見ほれてややしばらくこの川の真ん中で写真をとっていました。

そして充分堪能したあと歩みを進め、約1時間30分のガイド本どおりの行程時間で、

冷水小屋

冷水小屋

冷水小屋に到着しました。

ここで、身支度を整えて、いよいよ核心の登りへと向かうことになります。写真手前に写っている鉄パイプからは湧き水がでていて昔はここで、水を飲むことができたようですし、今でも飲んでいる人もいるようですが、生水はすこしこわいので、飲むことはしませんでしたが、冷水沢川の源を眺めつつ小屋横の急登に挑みます。

急登

急登

なかなか厳しいのぼりが続きます。しかも道はぬたぬた。靴がグリップしません。

ここから山頂までは、約1時間10分程度とガイド本にのっていました。冷水小屋の標識では2.5kmとのこと。なんとかオンタイムでいこうとおもいましたが、ここの急登でそれはあきらめました。

ゆっくり慎重に登っていくことにします。

急登後の平坦な道

急登後の平坦な道

なんとか急登をクリアすると、道は平坦になります。ここの道とても気持ちよく歩くことができました。でも

岩場

岩場

ややしばらくすると岩場が登場します。でも、手稲のガレ場を経験したので、楽勝です。ただ、道がグリップしないのがつらいですが、、、。

残雪

残雪

この道のぬたぬたの原因は、どうやら、このルート上に残っている残雪の雪解け水のようです。

ガレ場を通りすぎると、この残雪の名残が現れ、この一帯だけ、木々もまだ芽吹き始めで早春のような色合いとなっていました。

この残雪地帯を過ぎると、道は少しだけ傾斜をつけて、

札幌岳山頂

札幌岳山頂

山頂へと飛び出すのでした。

到着した時点では、ガスの中で真っ白だったのですが、いつもの山頂儀式の給水&今日は山ご飯のいなりずし・生着替えをしていると少しだけガスが晴れて、

 

狭薄山がなんとかかろうじて見ることができるようになってきました。

冷水小屋からここまで、2時間。 登山口から3時間半の行程でやっと山頂につきました。

やはり急登が苦手ですね。

山頂独り占めのいい時間を三十分ほど楽しんで下山をします。

下山の途中、山頂ではみえなかった、無意根山が顔をだし、

無意根がみえました。

無意根がみえました。

もう少し、山頂で粘ればいかったかなとおもいつつも、下山はガイド本通りの2時間30分程度でおりてきました。

下に札幌岳の道中で撮った花の写真のスライドショーもおまけにつけておきます。

今回の反省点は、
くだりのぬたぬたの道を滑らずに歩るけなかった点。

最後の最後の駐車場でブヨにかまれてしまった点。

ですね。

虫対策は車に乗り込んで、運転しだすまで気をぬいちゃいけませんね。おかげで手首がかゆくてしょうがありません。

あと、今回飲料にヴァームをもっていったのですが、飲んだ直後に蜂(種類不明)にまとわりつかれました。飲む前は全然蜂にまとわりつかれなかったので、不思議なもんですね。ヴァームはスズメバチの幼虫の分泌物の中に含まれているアミノ酸がかなり含有されているそうなので、それが原因だったのかな、、、。

 

というわけで、

札幌50峰 25座/50座(札幌岳 1293m) GETしました。

丁度折り返し地点ですね(^^

撮影場所 札幌市南区 定山渓 札幌岳冷水沢ルート
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

布敷の滝(琴似発寒川支流金鉱の沢)~手稲山登山~

布敷の滝(琴似発寒川)

今回のエントリーは夏らしく滝撮りです。

場所は、手稲山へ登る平和の滝ルート上にある、布敷の滝です。(下のルート図の薄い緑のマーカーの場所です。)

手稲山へと登る登山道脇に末広がりの急傾斜のナメ滝をサラサラと見せてくれるその姿、いろんな書籍やWEBで紹介されている写真をみて、その写真から心地の良いやわらかな滝音が聞えそうな気がしました。

いつかは訪れようとおもっていまして、山登りをし始めたのもこの滝を見てみたいという気持ちもあったりなかったり、、、。

そんな憧れの布敷の滝にやっとおとずれることができました。

カテゴリーとしては、として登録していますが、この滝をおとしている沢は琴似発寒川の支流で、ここから、少し下流に移って、琴似発寒川へと合流します。

札幌市河川網図では、無名川として分類されている川です。

まぁ、河川網図に表記があるのだから、一応札幌市でも管理対象の河川なのでしょう。

でも、わりと親しまれている沢なのでもしかしたら名前があるかもしれません。もしわかったらその時修正することとして、今回は琴似発寒川のカテゴリに含めておきます。


追記

この布敷の滝が落ちる川ですが、どうやら、金鉱の沢というそうです。

20年くらいまえに刊行されていた、緑の風というハイキングクラブ著作の「さわやかハイキング」という本に表記がありました。
で、今回歩いた手稲山への登山道平和の滝ルートはその道中の前半を琴似発寒川沿いを進んでいきます。そして約3.5kmほど歩いてこの滝へとたどりつきます。

当然、川を撮りながら、そしてお目当ての布敷の滝に到着した後は、そのまま札幌市民で1、2を争う有名山の手稲山へ登ることとしました。(ちなみに手稲山は、札幌50峰・北海道百名山になっています。)

ルートは以下の通りです。

 

まずスタートは平和の滝の公園駐車場からです。

スタートです。

スタートです。

空を見ると青空が覗いていい天気なのですが、日中徐々に曇りになるとのこと。

山頂で、いい感じの展望を得られるかなと淡い期待と貧脚の私ではまず無理だなという諦めの気分がせめぎあいつつ

ルート序盤の道路状況

ルート序盤の道路状況

こんな広い林道を琴似発寒川のせせらぎを聞きながら進んでいきます。

このルート、山側は鬱蒼とした林。谷側が琴似発寒川。 熊の絶好の通り道らしく、よく目撃情報や、糞や痕跡が報告されているルートでもあります。 合いたくないな~~とおもいつつ、結構人が入っている道なので、日中は出てこないよな~と根拠のない安心感をもちつつゆっくりと進んでいきます。

15分ほど進むと、

お休みどころ

お休みどころ

こんなお休みどころがあって、

そのすぐ奥に、

砂防ダム

砂防ダム

涼しげな水を落とす砂防ダムがありました。

このルート、このように琴似発寒川の横にきられているので、こんな涼しげな場所がほかにもあります。

琴似発寒川

琴似発寒川

ルートは途中琴似発寒川を高まいたり近づいたりしつつ付かず離れずすすんでいきます。

そして、琴似発寒川を離れるとすぐに、布敷の滝が落ちる無名川(金鉱の沢)沿いの道となります。

琴似発寒川支流無名川

琴似発寒川支流金鉱の沢

このちょっとした瀬の奥に、

お休みどころその2

お休みどころその2

二つ目のお休みどころがあり、ここからいよいよ道は傾斜を増しはじめていきます。

お休みどころ直後

お休みどころ直後

いままで、ゆったりとした道をあるいていたので、やっと登山をしている気分になってきます。途中、

緑のトンネル

緑のトンネル

楓の葉が頭の上にかぶさる緑のトンネルがあったり深山の雰囲気をかもしだしてきます。きっとこの場所紅葉時期に来ると見事な紅葉トンネルになるのでは、なんて期待をもちながら、どんどんあるいていきます。

一旦沢型にはいります。

一旦沢型にはいります。

一旦沢型にはいって川を渡ると、

IMG_2284

 

いよいよ、今回のメインディッシュ

布敷の滝へとたどりつきます。

ここで、いろんなアングルで写真をとりつつ、結構な時間をつぶしたあと、

布敷の滝 別アングル

布敷の滝 別アングル

先へ進むこととします。

ここをすぎると、

岩場がはじまります。

岩場がはじまります。

かなりおおきな岩がごろごろする岩場がはじまりだします。

さらに少しあるくと、

岩場

岩場

こんな尖った岩がまちうけています。

岩場は、八剣山でちょろっと経験したぐらいでこんな大きな岩は初めてみました。

先に進むのに四苦八苦しはじめます。

でも、ここの岩場、下から水の音がきこえてくるのです。

もしかしたら、ここってもともと沢だったのかな。

伏流水

伏流水

岩のフィルターを通しての伏流水ってはじめてみました。

川好きとしては、これはものすごく嬉しい経験です。こんな岩場を歩いた甲斐があるってものです。

ガレ場近し

ガレ場近し

平和の滝ルート名物のガレ場がはじまりだします。

夏山ガイドの本では、初級として紹介をされていました。

だけど、はじめてのさっぽろ山ガールって本では、紹介山岳の中では最高難度として紹介されていました。

どこをどう歩けと、、、。

どこをどう歩けと、、、。

これが問題のガレ場です。

いったいどこをどうあるけというのですか、、、、。

シングルポールで挑み、ザックには三脚(結局使わなかったです。。。)をくくりつけ、カメラは一旦ザックイン、、、。

ザックの重みと私の体重にポールはグリップを失い、、ずるずる滑るは、私の足元もどこを歩けばいいのかわからない岩場に戸惑い、ふらつくわ、、。かなり帰りたくなってきました。

布敷の滝過ぎてからの岩場で、若干やられ気味だった私の体はかなり疲弊していきます。

なんとかよろよろと広大なガレ場をとおりこして樹林帯にはいったと思ったら、まだまだ岩が続きます。。

ガレ場のあとにも岩が

ガレ場のあとにも岩が

もうね、やられまくりました。

冬山では、膝を折って休むこともしばしばありましたが、いままで夏山ではそんな体たらくに陥ることはなかったのですが、今回初の膝折です、、、。 さすが、「はじめてのさっぽろ山ガール」最高難度!! ちなみに私は男ですが、、、orz

バウや相方さんつれてこなくてよかった、、、、。

もう、なんども泣きそうになりつつも、

やっと

980ケルン

980ケルン

平和の滝ルートのゴールとして紹介されている、980Mケルンに到着すると、あたりは雲の中、、、orz

ある程度予想はしていましたが、やっぱりつまんないですね。

この先からは、激しい道はなくまったりとした山道と山頂までの林道に合流をしてから、手稲山おなじみのアンテナ群を潜り抜け、

手稲山山頂

手稲山山頂三角点

 

手稲っていいね。 BY ていぬ

手稲っていいね。
BY ていぬ

手稲神社奥宮

手稲神社奥宮

山頂へ到着です。

でも、、、まっしろけ、、、。

つまんないです、、、。

ここで、いつもの山頂儀式です。カロリー補給・水分補給・一服・生着替え をおこないます。

今回の登り工程時間、、、4時間、、、。orz

標準タイムより1時間押しです、、、。

山頂はとりましたが、久々の敗北感です。 岩場、、嫌いです、、、、。

そして降りるときも、、、

当然岩を歩かなければ、おりれません。

当然岩を歩かなければ、おりれません。

岩場をあるくわけですよね、、、。

なんだか、お腹いっぱいです。

慎重に慎重に、、よたよた歩きながら、

後続の下山者にもぬかされながら、

花の写真をとりつつ

下り、3時間、、、標準より40分押し、、

で降りてきました。

今回のこの敗北、、、

  • 岩場の歩き方。
  • 使わない三脚の携行(約2㎏)。

この2点があきらかな要因です、、、

三脚のおかげで、腕しびれたし、、、

岩場のおかげで、足裏いたいし、、。

ほとんど苦行の山行でした。

まぁ、岩場の歩き方はこれからも随所ででてくるでしょうから、なんとか研究しなければいけないですがね、、、。

と、いうわけで、

札幌50峰 24座/50座 手稲山(1023.1m) GETしました。

 

撮影場所 札幌市西区平和 布敷の滝
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

月寒川旧流路を歩く。

月寒川旧流路をあるく。

久々のシリーズです。

今回は、もう埋め立てられてしまった川ではなく、現在もしっかり流れている川の旧流路をたどってみようと、白石区の北郷をおとずれてみました。

辿る流路は

この川の水系には、しっかりと、という旧流路をあらわす支流があるのですが、今昔マップで1916年の地図をみてみると、

札幌新道からの流路が若干ずれているようです。しかも旧月寒川の少し南側に遊歩道があります。宅地の中にひっそりと存在する遊歩道ってのは、 だいたいは河川跡か鉄道跡ってのが相場がきまっています。今昔マップで、じっくりと昔の月寒川の流路をトレースしてみると、この遊歩道としっかりと一致しました。

と、いうわけで、この遊歩道をまでバウと歩くこととしました。

ルートは以下の通り。

ほぼ1916年の月寒川の流路どおりでした。

スタートはTOPの写真の場所。JR線が月寒川をわたる鉄橋からとしました。

ちなみにここは、JR貨物の札幌貨物ターミナルの一角となっています。

札幌貨物ターミナル
札幌貨物ターミナル posted by (C)ジプシー

この写真は札幌新道の高架橋から札幌貨物ターミナルを月寒川の上流側から撮ったものです。丁度貨物列車が入線している最中でした。かなり広い敷地ですよね。コンテナとかは、この写真の逆側、大谷地の流通センターのところに無数においていあります。

閑話休題

では、スタートします。

月寒川旧流路遊歩道スタート

月寒川旧流路遊歩道スタート

鉄道脇の道路から少しだけ奥まったところに遊歩道のスタート地点があります。白石区内で鉄道の北側の河川跡に遊歩道を敷設しているのは ここだけではないでしょうか。の流路跡は鉄道の南側には遊歩道とかありましたが、北側は車も通れる一般の道路が敷かれていました。河川跡の遊歩道があるってことは、宅地や道路が現状とそれほど変わらない配置で造成されたころはまだ川がしっかりとその形を残していた証だと思います。逆に河川跡や暗渠の上に一般の道路があるのは、河川の改修とともに造成が始まった証なのではないでしょうか。と、いうことは、遊歩道があるところは割りと古くからある街並で、一般道となっているところは逆に比較的新しい街並として判断できるのではないでしょうか。ここ北郷はその視点でみるとわりと古くから現在と変わらない街並だったのでしょうか。

そんなことを思いながら割と広めの遊歩道をあるいていくと、

住宅街の生活道路を渡る遊歩道

住宅街の生活道路を渡る遊歩道

途中こんな感じで、生活道路の狭間に道が残っている場所があったりします。

詳しくはしりませんが、河川跡ってのはむやみに造成できないようだし、個人所有にもできないようなことを聞いたことがあります。この写真はここがそんな河川跡である動かぬ証拠なのではないでしょうか。

ここを過ぎると、道路の様子は最初の簡易舗装的な癒し系のアスファルトから、

DSC_0209自転車道路のようなしっかりとしたつくりの白線が引かれたアスファルトとなります。

この写真のような地図ではあまり読み取れないいい感じのカーブがあると、河川のあとをあるいているんだなって気分になってちょっとうれしくなりますね。

この道の先には、

北13条北郷通り

北13条北郷通り

北13条北郷通りに出ます。遊歩道はこの幹線道路を渡り先に伸びています。

アスファルトの様子はまた簡易舗装的な癒しの舗装路になり、公園や学校の横を歩いてくと、

素敵なS字

素敵なS字

こんな素敵なS字カーブがある道の先で遊歩道は現在の旧月寒川に沿ってしかれていきます。

旧月寒川河岸

旧月寒川河岸

ここを過ぎると、水源地通りをわたり、

そして、

厚別通りへ。

厚別通りへ。

厚別通りに沿うようにすすんでいきます。

厚別通りに沿っている部分は遊歩道はなく、厚別通りの歩道をあるくことになります。

ある程度まで進むと厚別通りから離れ、

厚別通り沿いの旧月寒川

厚別通りと離合直前の旧月寒川

再度遊歩道が敷かれ始めます。

遊歩道再び

遊歩道再び

そして、住宅地の中や学校の横を抜けながら

遊歩道後半戦

遊歩道後半戦

望月寒川の直前で、へと水をわけ、

米里川との分流点

米里川との分流点

旧月寒川は、望月寒川へその水をあわせ、遊歩道もゴールとなります。

望月寒川と旧月寒川との合流点

望月寒川と旧月寒川との合流点

月寒川の旧流路はこのあと、とあまりうれしくない名称をつけられ、豊平川へと向かうのでした。

このあとの逆川の探訪記は、以前逆川を歩いてみる。というタイトルでエントリーしていますので、そちらも合わせてお読みください。

今回の月寒川旧流路遊歩道、途中、北13条北郷通り、水源地通り、厚別通りなどの交通量の多い道路を渡るポイントもありまますが、底だけ気をつければ、道幅広く、道路状況もしっかりと整備されたアスファルトの道路で、まったりゆっくりと歩くには最適な2.7kmの癒しの小路でした。

バウといい散歩をさせてもらいました。

撮影所 札幌市白石区北郷1条10丁目5−20
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

三樽別川河畔緑地

三樽別川河畔緑地

このブログ、合流点だとか、河口だとか、源流部だとかを紹介することが多いのですが、今回は珍しくだれもが訪れ親しんでいる地域公園を訪れてみました。

訪れた場所は手稲区富丘にある、三樽別川河畔緑地です。

その名の通りこの緑地、の河畔に沿って作られた、都市緑地です。

園内の端を流れる三樽別はこの写真のようにしっかりと護岸が施され、飛び石のようにコンクリートブロックが配置され、夏場に涼めるようなカナールのようなたたずまいで訪れる人を迎えてくれます。この反対側は

落差工

落差工

このように落差工が施されていて、水辺にいるという感覚を耳からも楽しめるようになっています。

また、園内には三樽別川から水を引いた水路も設けられていました。

ちょうどこの日は町内会の人たちが緑地の清掃と草刈をおこなっていたので、写真にはとっていませんでしたが、こういう緑地って、ボランティアのみなさんによって保守されているんですね。

手稲区にはこのように河川の周辺に親水空間を設けた緑地や公園、また展望デッキをもった河川が沢山あります。そここで、その保全・整備の差が大きいのは、もしかしたら、地域のボランティア活動の差がでているのかな?。

 

 

撮影場所 手稲区富丘6条7丁目
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

豊平川と 東定山渓川の合流点~朝日岳 リベンジ登山~

豊平川と 東定山渓川の合流点

定山渓のメインストリート 月見橋から眺める、とホテル山渓苑の脇を流れる豊平川に注ぐの合流点を撮影しました。

豊平川の渓谷に作られた定山渓温泉街には、周りの山々からいろいろな小沢がながれてきています。その温泉街のど真ん中に人知れず落ちている東定山渓川。多分ここで写真をとる人も多いでしょうが、ここに豊平川の支流が目の前で落ちていることをしる人は少ないではないでしょうか。

今回ここを訪れたのは、タイトル通り以前惜しくも敗退したのピークをとろうとおもったからです。

夕日岳見晴らし台から定山渓温泉方面

夕日岳見晴らし台から定山渓温泉方面

 

この写真は以前向かいの夕日岳の展望台からとった朝日岳の姿です。

朝日岳は、写真の丁度左隅にピークが見える定山渓温泉の裏山です。

この朝日岳と夕日岳は定山渓温泉の気楽に登れる山として、定山渓温泉のホームページで紹介されています。

まだ残雪ののこっていた朝日岳の登山道や、昼過ぎから上り始めてちょうどいい感じでかえってこれた夕日岳の心地の良いトラバースをつなぐ登山道を想像して、今回雨上がりの朝日岳にチャレンジをしたのですが、、、、。

ルートは下記の通り。

今回のルートは岩戸公園口をつかっていきました。

岩戸神社の階段

岩戸神社の階段

なかなかえげつない階段ですが、これは事前に調べていたので想定内。

ここを上りきると、岩戸公園になり、そこに登山ポストがおいてあります。

岩戸公園登山口

岩戸公園登山口

今回のパーティはバウと相方さんのフルメンバー

気楽に楽しい山行のスタートとおもったのですが、、。

この登山口を過ぎると、写真をとる気もうせる背丈くらいの笹の間に切られた木の根の階段のあるかなりな急坂。。。

しかも雨上がり直後のため、木々からは風にのって木々についた露がパシャパシャおちてきます、、、。

でも、きっとこの谷地形をのぼりきって稜線まででれば、、、。

と一生懸命のぼっていきました。

朝日岳岩戸公園ルート登山道

朝日岳岩戸公園ルート登山道

のぼりきったら気持ちのいい森林浴になるかとおもいきや、

全工程、木々に囲まれた薄暗く、登山道にせり出してくるものすごく元気な野草たちや木々の枝、、、

くもの巣をかき分けながら、、、、

毛虫の襲来におびえながら、、、、

ブヨやヤブカにびびりながら、、、、

肩幅くらいの道にせり出した枝の葉をかきわけ、葉に残った雨露をシャワーのように浴びながら、谷側が削れて丸く傾斜しているトラバース路を歩き、数々の倒木をくぐったりまたいだり、所々に現れる岩の階段で足をすべられせないように慎重に、、、。

写真をとるのをあきらめて、ザックにしまい。頂上近くになってくると雨粒がおちてくる天気になきそうになりながら、、

やっとの思いで

朝日岳山頂

朝日岳山頂

山頂だけは広く刈り分けられ一息入れるスペースになっていて、ここでずぶぬれになった上着とインナーを着替えて少しほっとできました。

私や相方さんどころかバウまでもテンション駄々下がりです、、、。

帰りはもう絶対岩戸公園コースをあるきたくなかったので、かってしったる豊林荘コースへと降りることとしました。

こっちのコースも中腹あたりは藪漕ぎまがいの道になっていましたが、岩戸公園コースよりはましです。

そそくさと降りて無事登山口へ帰還。

岩戸口の登山届けには豊林荘登山口へ降りることはかいていなかったので、岩戸口へ戻ります。

ルートは定山渓園地の渓流コースをたどって豊平川の急流を眺めながら広い遊歩道をまったりとかえってくることができました。

二見吊り橋からかっぱ淵方面

二見吊り橋からかっぱ淵方面

二見吊り橋から定山渓温泉方面

二見吊り橋から定山渓温泉方面

途中でカメラはしまっていたので、iPhoneでの撮影となりました。

レンズに水滴がついていそうな気がしてザックから取り出す気がおきなかったのですが、岩戸口に戻り登山名簿に記帳をして、足湯でまったりしている相方さんと合流後月見橋までいってだめもとでカメラをとりだしてみると、奇跡的に水滴どころか湿気の曇りもなくしっかりとTOPの写真をとることができたのです。

今回の山行、、、かなりワイルドな裏山でした。 夏の低山、、、。藪との戦いをここまで強いられるのですね。これから夏に向かうのでその予行演習と思って、やられた気分をなんとかたてなおしていきました。

というわけで、

札幌50峰 23座/50座 朝日岳(589.2m) GETしました。

撮影場所 札幌市南区定山渓 月見橋
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 Canon EOS KISS X2

滝の沢川の滝(滝の沢川<星置川支流>)

滝の沢川の滝(滝の沢川<星置川支流>)

の撮影を無事完了した、私とバウの探検隊は本日のメインディッシュ、へと向かい、上の写真のようにしっかりとミッションをコンプリートしたのです。

予想以上の距離と、予想以上の道路状況に戸惑いながら、やっとその姿をみることができた、滝の沢川の滝は緑の中から流れるような3段構えの爽やかな渓流瀑でした。

手稲山乙女の滝ルートの登山道のすぐ横でその姿をみることができるので、きっと登山の人たちの一服の清涼剤となっていることでしょう。

ただ、この登山道脇ってのが滝撮りをするには曲者で、光が充分すぎるほど降り注ぐので、水の流れをシルキーに表現するスローシャッターを活用するためには、普段のレンズにNDフィルター(減光効果のあるフィルター)を使わなければいけなくなります。そして私はNDフィルターをもっていないのでした、、、。なんとかぎりぎりまで絞ってシャッター速度を1/15秒まで遅くしてやっとこんな感じです。理想はもう少しアンダー目に出てくれるとよかったのですが、、、。

また、ここまでの道のり、なかなか予想に反してくれました。

 

まずは、乙女の滝から綺麗に整備された林道をひたすらあるきます。

この林道エコマネジメント株式会社まできちんと整備されています。この会社の業種を調べてみると、鉱業となっていました。いまだ、この金山は鉱業の山なのですね。

綺麗な建物と多分この会社の関係者なのでしょう。何台も車とスライドしました。歩行距離としては、登山口から乙女の滝までの約1.5倍ほどでしょうか。勾配はそれほどきつくないので、あまりきつい感じはしませんでした。

そしてエコマジメントの建屋を過ぎると、

滝の沢分岐

滝の沢分岐

北尾根ルートへの連絡路との分岐に到着します。

北尾根連絡路は多分途中まででしょうが、林道となっていました。乙女の滝ルートは見るからに草ぼうぼうの登山道がはじまりそうでした。

手稲山の登山ルートは割りと案内も豊富で、景勝地に対しても乙女の滝のように案内看板があるものだと思って前調べしていかなかったのが失敗でした。

ついつい、歩きやすそうな道(北尾根ルート)へと足を向けてしまっていました。ヘアピンカーブをすぎると、いままで以上に勾配のきつい坂になって沢からはグンと離れます。

ちょっとおかしいぞと、水分補給の休憩のついでにiPhoneのgeographicaをみようとすると、、、、。スタート前に地図をキャッシュするのをわすれていて、ついでにここは電波が通じていませんでした。 地図をしっかりとみることができません。。でも、このまま歩いても沢筋にはいきそうにもなかったので、きた道を戻り、乙女の滝ルートへと進むこととしました。

乙女の滝ルートは、最初は滝ノ沢川沿いに登山道がつけられていたのですが、じょじょに沢から離れていきます。道路の具合も短い下草や道端の草が多いかぶさるような緑の道となっています。

乙女の滝ルート登山道

乙女の滝ルート登山道

これにはちょっとあせりました。歩けば歩くほど沢の音は遠くなり、道の緑はもしゃもしゃとなってきて、、、、、ほんとにここでいいのかと、地形図を確認しようにも、しっかりとした地図は表示されず、、、。

もう途中から腹をくくりました。もしちがったらこのまま山麓駅まででて、今度は北尾根ルートを下って滝を探そうと、、。

でも、その最悪な予想は軽く裏切られ無事滝の沢川の滝へと到着することができました。

今回、登山道のある夏山でも前調べと紙の地図の携帯が必要だとものすごく実感をしたハイキングとなりました。

ちょっとした散歩気分でしたが、総行程距離7.8kmとなり、バウにとっては最長距離、わたしにとっても前回の砥石山山行についで2番目の歩行距離となりました。

今回は夏山でもリスクの認識と油断は大敵であるといことを充分に学べたのでした。

撮影場所  札幌市手稲区金山 滝の沢川の滝
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★☆☆
撮影機材 NIKON D3000

乙女の滝(滝の沢川<星置川支流>)

乙女の滝(滝の沢川)

前回・前々回につづいて、今回も滝詣でです。

今回おとずれたのは、におちるです。

前回エントリーのと同様、何度も訪れてしまうお気に入りの滝です。

丸い大岩を包み込むように滝のカーテンが覆う直瀑。そして、ちょっとした谷間にはいるので、昼間でも木々にさえぎられた光がまばらに滝に落ちてくるさまは神秘的。 滝つぼの深い濃いブルーとあいまって、そのたおやかさはまさに乙女といったたたずまいです。命名をした人のセンスがうかがえますね。

場所は、手稲区、手稲山乙女の滝ルートのルート上にあります。だからといって、このまま手稲山へのぼったのかというと、今回は山頂をゲットする気は毛頭なく、同じく乙女の滝ルート上にある、滝の沢川の滝までいってかえってくるお気楽散歩としました。だって、、この乙女の滝ルート約9km超えの長丁場。そこまでの距離を歩くのにはまだ経験不足だし、バウもつれてきているし、、、ってな理由です。いつかはバウも一緒に長丁場なれしたら、このルートで山頂を目指したいですけどね。

で、ここまでの道中は以下のルートになります。 滝の沢川の滝までトラックはのびていますが、今回は乙女の滝までのエントリーとして、滝の沢川の滝の紹介は次のエントリーに譲ることとします。

スタート直後の沢沿いの道

スタート直後の沢沿いの道

乙女の滝ルートの登山口の手前に車を置き、(登山客であろう車が3台くらいありました。)登山道へとはいっていきます。何度もきている場所なのでかって知ったるなんとやらで、バウとともどもまったり森林浴をしながらあるきはじめます。この登山道は三菱マテリアルの採石場の私道の脇を通っています。ここを1kmもあるかないで、三菱マテリアルのゲート横に飛び出し、道は林道へとななります。

いつもは、この林道で車を見ることはほとんどなかったのですが、今日はゲートがあいていて、自動車と数回スライドしました。今日は昼近くにはいっていったせいなのでしょうがね。この林道脇の法面には手稲鉱山の坑道跡があります。始めきたときは、防空壕???とびびりましたが、よくよく調べるとこの金山地区はその名の通り金が産出されていた鉱山だったようで、その時につかわれていた、坑道とのこと。まぁ、はじめてみるとその朽ちた風情に威圧感をかんじてしまいますけどね。

そこを過ぎるとゲートがあります。

ゲート

ゲート

今日は、ゲートがあいていました。
ここから2車線幅のよく整備された林道をあるいていくと、しばらくして、

乙女の滝の看板

乙女の滝の看板

乙女の滝の看板があります。この看板にしたがってふみ跡を林の中にたどっていくと、TOPの写真のようなたおやかな乙女の滝が出迎えてくれます。

この乙女の滝までのふみ跡の周りには、住宅の基礎の跡のようなものがあちらこちらに点在してますし石塀のようなものまであったりします。

石塀のようなもの

石塀のようなもの

建屋の跡はさすがにありませんが、往時にはこの金山鉱山の周辺は鉱山で働く人たちでかなりにぎわっていたとのことです。

こういった自然に帰った集落跡をみると人の営みの無常をかんじてしまいます。

きっと今回訪れた乙女の滝という名前をつけたのは、このあたりに住んでいた人の誰かなのではないかなとかおもってしまいます。

そんな時間をすごしながらバウと私は次の目的地、滝の沢川の滝へと向かうのでした。

撮影場所  札幌市手稲区金山 乙女の滝
アプローチ難度 ★★★☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000

八垂別の滝(左中の沢川)~砥石山登山~

八垂別の滝(左中の沢川)~砥石山登山~

今回のエントリーは、前回に引き続き滝撮り詣でです。

札幌の滝の中で私の好きな滝の3本指に入るです。昨年の中の沢川と左中の沢川の合流点のエントリーでも紹介していますし、その前の年も訪れているお気に入りスポットです。

今回は晩春でもあり、昨年夏に訪れた時のアブやブヨやヤブカの襲来はなく涼しげな滝を思う存分堪能できました。滝見は盛夏にいくと涼を感じられていいかなとおもっていましたが、案外この時期が快適にしかも緑に映える瀑を堪能できるのかと考えをあらためました。 もう少し早かったりすると緑が芽吹く前だし晩秋になると枯れ木に囲まれますしね。

札幌市の戦前の地図をみてみると、北の沢~中の沢~南の沢の藻岩村八垂別と区分されていて、北の沢は四號ノ澤、中の沢地区は五號ノ澤、南の沢は八號ノ澤として表記されていました。4、5、8とあって八垂別となっているのなら、1や2や3や6や7もあったのかとは思いますが私が見ることのできた地図ではそこまで表記されていませんでした。

もし、機会を得ることができるのならこの辺のことをいろいろと調べてみたいものです。

ところで、この八垂別の滝からスタートする登山道があります。

札幌50峰に数えられる砥石山です。この時期、花の山として知られているこの山、標高826.3mをコース長4.1km、標高差616mの登山道を使って登っていくので、その植生の進み具合が道中めまぐるしく変わります。標高600mをこえたあたりから雪渓がのこっていて、標高の低い場所ではもう終ってしまったエゾエンゴサクなんかがいまや盛りで目をたのしませてくれます。

そんな砥石山登山のルート以下の通り。

登山道は、左中の沢川に沿って沢地形を歩いていきます。この左中の沢川は、砥石山を源にするいろいろな沢の水をあつめているのですが、そのさまを各所でみることができます。そんな中から、

左中の沢川枝沢の小滝

左中の沢川枝沢の小滝

きちんと滝つぼももある枝沢の滝なんぞとってみました。そんな沢の姿をたのしみながら、

左中の沢川と登山道

左中の沢川と登山道

まったりとあるいてきます。

しばらくすると登山道は沢を離れ、稜線へと向かうように高度をあげてきます。

稜線へ向かって

稜線へ向かって

坂はどんどん急になっていき、いままでのまったあるきが嘘のような急坂をジグザグに登山道がきり始めたころ、いままでは鬱蒼とした森の中だったのが、すこしだけ空の青さが目にはいってくるようになってきます。

ジグザグ登山道をのぼりきると、

T4分岐

T4分岐

小林峠ルートとの合流点のT4分岐へとたどりつきます。沢沿いの道で体力を温存できたので、ここでは休憩をせずに次なるポイント砥石三角山へとむかっていきます。

稜線にでてからは登山道はアップダウンを繰り返すものの、沢沿いの道とは違って木々の間から日の光がさしてくる気持ちのいい山道となります。

気持ちのいい稜線歩き

気持ちのいい稜線歩き

全工程、これくらいの道路状況ならバウをつれてきてもいいかと思うのですが、いかんせん沢沿いの道の鬱蒼と茂った道があるので、ダニが面倒なのでつれてこれないですね。

標高500mあたりから、

ニリンソウの群生

ニリンソウの群生

ニリンソウが今が盛りと咲き誇ります。奥には雪渓もみえてきました。

雪渓とエゾエンゴサク

雪渓とエゾエンゴサク

まだ残る雪渓の下には、標高の低い地点ではもうおわってしまっていた、エゾエンゴサクがさきみだれていました。

このあたりから虫が少なくなり500m以下の山の1ヶ月前くらいの雰囲気の気持ちのいい山歩きをたのしめました。ただ、ここを過ぎると割りと急な坂が続きますので、ヒーヒーと息が絶えずあがります。

樹間から札幌の街並がみえはじめます。

樹間から札幌の街並がみえはじめます。

ただ、木々の間から時折覗く眺望と道中に咲く花や絶えず聞える鳥の声、シマリスやエゾライチョウのガサガサとした歩く音やその姿に癒されつつ、

三角山分岐

三角山分岐

眺望ポイントである、三角山の分岐に到着します。
立ち寄るかどうかまよったのですが、まだ体力がのこっている登行時に立ち寄ることにします。前情報だとわりと急坂との話でしたので、気を入れなおしてのぼっていったのですが、わりとすぐにピークにたつことができました。

三角山ピーク

三角山ピーク

三角山からの眺望

三角山からの眺望

石山藤野方面がかなりいい感じでみることができます。

ひとしきり眺望を楽しみ、写真をとり水分を補給したあと、三角山をあとにします。くだりは登りと反対側からおりていったのですが、これが結構な急坂でして、慎重におりていきます。

山頂直下のコル

山頂直下のコル

三角山から結構標高を下げていき山頂直下のコルまでたどりつくと、なんとなく目指す山頂がみえてくるゆうなきがします。ただ、ここからはまた急坂になるので、気をひきしめていかなきゃいけません。

結構な急坂を登山道はジグザグを切ってのぼっていきます。

ここからまだあるよー。

ここからまだあるよー。

坂の上をみているとのぼりきるだろうとおもっていても、まだその先にみちがあり、つぎこそはと思ってもまだその先に道があり、を数度繰り返し、道端には木がしげっているのでわかりにくいのですが、細めの馬の背上の稜線歩きになってきて、また登り、、、

よっこらせと、登山口から2時間半で

砥石山山頂

砥石山山頂

砥石山の山頂へとたどりつきました。
山頂標識の先にはシロナガスクジラのような無意根山が、
視線を右に振ると、

烏帽子・神威・余市

烏帽子・神威・余市

烏帽子岳・神威岳・余市岳が

もっと右を向くと、

手稲

手稲

手稲山をみることができました。

もちろん

石山藤野方面

石山藤野方面

石山方面もみることができます。

ネットの情報だと眺望の効かない山とのことだった、砥石山。ところがどっこいなかなかいい景色をみることができます。写真にとると、木々がうるさいですが、肉眼で見ると標高826mからの眺望の爽快感を得ることがしっかりとできます。

山頂はしっかりと刈り払われて居心地がよく、眺望の邪魔と思われる笹や木立が風を防いでくれていてザーザーと木立揺れる状況でも山頂で風を感じることはありませんでした。

ここで恒例の山頂儀式です。
写真撮影。
水分補給。
カロリー補給は、、、今回初めておにぎりを持ち込みました。山頂で食べるおにぎりの美味しいこと美味しいこと。

こりゃたまりませんわ。

それと今回は山頂独り占めなので、生着替え!!
4.1km約2時間半の登行でアンダーウェアは汗でびしょびしょでしたので、タオルでしっかり体を拭いて、乾いたシャツに着替えました。

乾いたシャツはきもちいいね。濡れたシャツとタオルはビニール袋に入れてザックインです。

まったりと、山頂を楽しみいざ下山です。

急な坂は慎重に、緩い坂は快速で、上り返しがあったものの、1時間半で八垂別の滝がまっている登山口まで下山をしました。

下山

下山

今回初めて、片道4km超えの山行を経験しました。これからもっと長い道のりにも挑戦することになるのでしょう。

のぼりの時、息が上がってしまうのは、いつか解消されるのかなと、はかない夢をいだきつつ

札幌50峰 22座/50座 砥石山(826.3m) GETしました。

撮影場所  札幌市南区中の沢 八垂別の滝
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★★★☆
撮影機材 NIKON D3000

白糸の滝(定山渓発電所余水)~夕日岳登山~

白糸の滝(定山渓発電所余水 )

久々の滝撮りです。

訪れたのは定山渓の

この滝、北海道で稼動している最古の水力発電所、定山渓発電所の余水を流す水路上に落ちている滝です。

定山渓発電所はこの水路からほんの少し豊平川の上流で水路式で取水をして、発電施設の中に通し、水を蓄えずそのまま流し水車をまわして発電機を稼働させるダムを持たない水力発電施設です。

自然河川ではもちろんなく、人工の河川としても認知はされていませんので、厳密には川ではありませんが、用水路の一種として今回紹介いたしました。

この日はそれほど水量が多くなく迫力には乏しい瀑布でしたが、緑に覆われた滝面はなかなか涼しげば雰囲気をかもしだしていました。

札幌の奥座敷定山渓温泉街からすぐそばなので、気軽に涼を求めるには丁度よいロケーションにあるのではないでしょうか。

ちなみに、冬季は渇水期のためこの滝はブルーシートに覆われて氷瀑は形成しないようです。

この白糸の滝から程近い定山渓神社の裏に札幌50峰に数えられる夕日岳という山があります。

定山渓神社

定山渓神社

と、いうわけで登ってまいりました。

ルートは以下の通り、

夕日岳登山口

夕日岳登山口

 

定山渓神社の左奥に登山口への看板があってそこを少し進むと入林届けと看板が設置された夕日岳の登山口があります。冬季は入林ポストは撤去されているはずなので、ポスト設置後のノートを見てみると、結構な人がのぼっている事がわかります。

登山道はの左岸を沢に設置されている砂防ダムを見ながらまったりと歩いていきます。

程なくして、

定山渓第一沢川渡渉

定山渓第一沢川渡渉

定山渓第一沢川を渡渉するポイントがあります。ここには橋はかかっていなく飛び石をつないでの渡渉となるのですが、まだまだ融雪期なので、若干深いです。飛び石から転げおちたら脛くらいまでは水につかることでしょう。もし、ここで落ちたら靴水浸しになるので即効撤退決定になってしまうので、慎重にわたります。

一方バウ君はというと、器用に飛び石をつないでさっさと対岸にわたって私をまっていました。

右岸にわたってからの登山道は、ほぼ小さい沢状になっていて、どろどろの箇所をぬからないような場所を探して歩いていくことになります。

定山渓第一沢川枝沢

定山渓第一沢川枝沢源頭

この枝沢をずんずんつめていくと、源頭に近いところまでたどりつきます。ここから登山道は左に曲がり沢から離れると谷地形のトラバース路となります。

このトラバース路、道幅が割りとせまく、沢の湿気が届かない高度になってくると乾きやすい土壌になっているので、下りは少し注意が必要かもしれません。倒木箇所や岩が露出している部分や木の根のギャップもあったりで、似た感じの谷地形のトラバース路の藻岩山小林峠コースよりはワイルドな印象です。

木の根のステップをかるがる超えるバウ。

木の根のステップをかるがる超えるバウ。

そんな道でもバウ君は意に介せずひょいひょいと進んでいきます。 最近山行に同行することがおおいので、登山道の歩き方をしっかりと身につけたのでしょうか。

道中はニリンソウやシラネアオイが咲き誇り目を楽しませてくれます。

ニリンソウロードとバウ君

ニリンソウロードとバウ君

ほかにも、今回はヤマツツジが綺麗に咲いていました。

ツツジロード

ツツジロード

ヤマツツジ

ヤマツツジ

春の時期はいろいろな花が目をたのしませてくれますね。

そんなこんなで登山口から45分くらいで、

夕日岳見晴らし台から定山渓温泉方面

夕日岳見晴らし台から定山渓温泉方面

定山渓夕日岳見晴らし台から定山渓ダム方面

定山渓夕日岳見晴らし台から定山渓ダム方面

この山唯一の展望スポット見晴らし台へと到着します。

無意根山や余市岳、定山渓天狗岳をみることができます。

特筆すべきはここから眺める定山渓ダムの巨大さです。見晴台へと続く道を登って一番最初に目に入るのが、定山渓ダムの壁。谷に流れる水をせき止める巨大な壁はさながら城壁のようにもみえました。

ここで、水分補給や写真撮影をしてちょっと休息します。

見晴台はしっかりと刈り払われてベンチなんかも設置していましたが、木々が育ってぬけのいい眺望とは言い難いですが、それでも爽快感は得られます。ただ、この時期ヤブカが発生してきています。休憩をしているとどこからともなくあつまってきて、私やバウにまとわりつきはじめます。虫除けスプレーを噴射しまくり蚊を除けますが、なかなか落ち着いて休むことはできません。この時期の低山では仕方ないのでしょうね。

休憩もほどほに歩みを山頂へと向かうこととします。

ここからは山頂へと向かう稜線を伝う道となり20分くらいあるくと、

夕日岳山頂

夕日岳山頂

山頂へと到着しました。

周りは林。眺望0ですが、心地のいい山歩きをたのしませてくれました。

登山口からは1時間20分。休憩時間をはずすとだいたい標準タイムで登ることができました。今回はバウの先導だったので、写真タイムを撮ることもすくなっかたのがその原因かも。

頂上でカロリー補給なんかをしながら休憩をして、下山とします。

途中の渡渉ポイントのバウ君の勇姿に野生を感じつつ約45分くらいで登山口へともどってきました。

登山口で見つけたミドリのニリンソウ

登山口で見つけたミドリのニリンソウ

と、いうわけで、

札幌50峰 21座/50座 夕日岳(590m) GETしました。

撮影場所  札幌市南区定山渓 定山渓発電所
アプローチ難度 ★☆☆☆☆
景観 ★★☆☆☆
撮影機材 NIKON D3000

簾舞川と西御料川の合流点~焼山(豊平山)登山~

簾舞川と西御料川の合流点

新緑と空沼からの雪とけ水をたたえ豪快に流れる、と2段目のナメの左側に流れ込む

札幌の南区の奥にいくとこんな野趣あふれる場所が沢山あります。この時期は緑の色も若葉の色で透明感があり、川の流れも勢いがあってみていてあきません。

簾舞川がこんなにも迫力あふれる川だとおもっていませんでした。丁度このあたりに水量調査施設があって、そこに市街地の川でよくみる水深計がたっていたのですが、淵のようになっている場所でなんと4mにもなっていました。流れもかなり急だし、もしここでおちたらと、緊張しながらの撮影でした。しかもこのあたりよく熊もでるとのことなので、ここまでいく林道跡のフキをみながら食べ跡や糞がないかと慎重にあるいていきました。こんなところで熊にであったらしゃれになりませんしね。

かたや西御料川。

南区には御料の名前のつく場所が結構あります。川でも簾舞川をはさんでなんてのもありますし、道路でも道道341号真駒内御料札幌線、橋でも新御料橋ってのもあります。御料ってのは、皇室の直轄地ということでつけられる土地のことであり、簾舞地区はその大半をその昔は御料地だったのでしょうか。開拓期はどうかはわかりませんが、現在はあまり人の手のはいっていないような土地に見えます。簾舞地区の宅地は国道230号線沿いに集中していて、それよりも500m程度山側にはいっていくといきなり山村の風情をかもし出します。180万都市札幌市内なのかと目を疑ってしまうような里山がひろがるのです。御料というからには、ここの地域に住まわれている方は御料の番兵さん見たいな方も居たのかなとおもいつつ簾舞川沿いの市道をはしっていくと、途中民族派の街宣カーがとまっていたりしました。

そんな御料の簾舞地区なのですが、ここには、

焼山(豊平山)

焼山(豊平山)

札幌50峰にも数えられている、焼山(豊平山)という山があります。今回はこの山に登ってみようと思います。

左の写真をみてみていただけるとわかりますが、えらい鋭角な山ですよね。

この藤野・簾舞地区には藤野三鋭山という鋭い山容をもった山が藤野~簾舞の街並をみまもってくれています。

藤野三鋭山はいままでとってきた川の写真の中にもよく探せば写っていたりします。遠くは東区のモエレ沼からもみることができます。多分、定山渓からの帰り道、小金湯あたりの国道230号線から左側にえらいとがった山として、多くの方が目にしているのではないでしょうか。

今回の山行ルートは以下の通り、

この鋭角な山を1kmくらいの距離で山頂までいくのですから結構ハードば道のりです。
スタート

今回登った簾舞川コースの登山口は、簾舞川に沿った市道のすぐ脇にあります。注意してみていればわりとすぐ見つかる場所です。もう、山の雰囲気は夏山です。鬱蒼とした林の中へと道はいざなっています。

丸木橋

丸木橋

はじめは、焼山が源となっているであろう沢筋に沿って登山道はきられていました。途中、こんな風に明瞭に沢をわたる丸木橋があったり、焼山の沢に流れる小沢にも満たない流れが登山道に染み出してきていてぬかるんだ場所があったりしましたが、おおむね良好な登山道です。

途中、ちょっときつめかな思える坂もありましたが、まだまだ山すそまぁのんきに

三合目

三合目

いつのまにか三合目までたどりついていました。なんだか、快調だな~~体力もついてきたのかな~~なんておもったのはここまで、ここから鋭峰の本領が発揮されてきます。

ロープ場登場

ロープ場登場

ロープ場が登場してきます。

でも、まだまだ大丈夫。ロープに頼らずに登ることができています。ただ、スピードは格段におちて、後続にきた男性ソロにおいぬかれます。貧脚っぷり炸裂しはじめます。

汗をかきはじめたところで、

お休みどころ

お休みどころ

わりと平坦な場所があらわれ、お休みどころのベンチの登場です。

これはありがたい!しかもわりと平坦でシダの葉とかが低いいちでしげっていて、ものすごくきれいいな森の姿をみせてくれます。日差しも受けやすい場所ですが、かといって直射日光を浴びるような場所でもなく適度に明るく適度に涼しい、最適なお休みどころです。この道を開削された方のセンスに脱帽です。

ここで、首からぶら下げていたSIGMAのDP2をいったん置き、CANONの KISS X2で写真をパシャパシャとりながら、水を飲みながらの休憩をします。

さぁ、どうやらここを過ぎてからが本番のようです。

落石注意

落石注意

お休みどころでカメラをDP2に再チェンジをして、身支度を整え、少し歩くとこんな看板と激坂がまちうけていました。確かに石は浮いているものも多く、人が沢山あるいている場合だとちょっとした落石が起きそうでした。この日は私のほかには先ほど抜かしていったソロ男性しかのぼっていないし、そのソロ男性はもうはるか先にいっているでしょうから、落石の被害は実質気にしなくてもよいかな、、。

親切な看板

親切な看板

こんな親切な看板のをみつつ激坂・ロープ場・段差の大きな階段・木の根の階段をすこしづつ、休み休み登っていきます。

SDIM9683

なんとか7合目に到着。この辺から空気が少し冷たくなってきます。今までの経験上、札幌近郊の山は500m前後で空気の層がかわるのか、空気の質がかわることが多いですね。

とか、おもいつつも汗だくでえげつない坂をひーひー言ってのぼっていくと、いままで木々の葉でさえぎられていた空が少しづつ見え始めます。後ろを振り向くと藤野の街並がかすかに枝越しに見えはじめます。高度が上がっているのをしっかりと実感できます。

山頂まであと少し

山頂まであと少し

そして、山頂まで後すこしとエールを送ってくれる看板が出現します。

シラネアオイ

シラネアオイ

しかも、いままでの道中では終りかけたしおれたシラネアオイしかなかったのですが、ラストの坂で元気に咲いているシラネアオイの小群落までありました。

とても励まされます。

きつい坂をえっちらとのぼりつめ

焼山(豊平山)山頂

焼山(豊平山)山頂

1時間10分の標準タイムで山頂へ到着です!

出迎えてくれたのは

割と広く駆り払われた広場

ケルンと山頂標識

これから初夏に向かうんだといきまいているような照りつける太陽と青空

そして、大量のハエ・・・・・・・

日が照って暖かいごごちがいいのか、ケルンの石は多様なハエさんたちで大賑わいです。

私の前にもブンブンよってきてくれちゃいます。

いや、、

君たちの挨拶はいらないから、、、、、

と思ってもむだなのでしょう。

そのハエ君たちを狙っているのでしょうか。山頂付近の上空で一羽のトビが旋回していました。

でも、ここの山頂切り立っている山だけあって絶景でした。

ここまでの、眺望をえられるのなら道中の激坂も、ハエの歓迎パレードも我慢できるってものです。

この焼山(豊平山)の最高のビュースポット は、東側につづくふみ跡をたどって

ビュースポット

ビュースポット

こんな切れ落ちた崖までいきます。

私は、びびりなので、先っぽまではいけませんが、インターネット上の記事をみると、わりとこの先まで行く人おおいみたいたですね。

山頂で写真をとったり、水を飲んだり、おやつを食べたりの、気分のいいときの山頂儀式をしつつ、今回はそんな儀式にシャツの着替えも行いました。

今回はインナーにスポーツTシャツとその上にニットをきていったのですが、Tシャツはびしょびしょでした。今後は夏モードの山服を考えなきゃでした。

そんなこんなの30分を満喫し、いざ下山です。

激坂をくだらなきゃいけないので、慎重に慎重に

下山開始

下山開始

 

おかめの木ロード

おかめの木ロード

 

ニリンソウと小沢

ニリンソウと小沢

ゴール

ゴール

約40分で無事下山となりました。

今回の山行、ローブ場のある登山道3回目にして初めてポールの収納をおこなえました。

少しは経験値あがってきているかな。

というわけで、

札幌50峰 20座/50座 焼山(豊平山)<662.7m> GETしました。

撮影場所 札幌市南区簾舞313−1
アプローチ難度 ★★★★☆
景観 ★★★★★★
撮影機材 Canon EOS KISS X2